大塚製薬はやばいの?評判や口コミを紹介!
openworkという企業の口コミサイトを使って評価をチェックし、目につくものを抜き出しました。
記載時に比べて悪化した点、改善された点があると思います。
(参考:openwork https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000006eT5s)
良い口コミ・評判
- 自由な社風で自己裁量権が結構ある
- 若手でも活躍できる
- 他社のモノマネをしない、個性を大事にする、失敗を許す、社員を大切にする社風
- チャレンジするチャンスをくれる
- 規模を考えると伝達やフィードバックは早い
- 未経験者を育てる土壌がある
- 英語スキルを向上させやすい
- 有給休暇は比較的取りやすく、女性は育児休暇をとっている。復帰率も約100%
- 極端に残業することは無い
- 女性だから働きにくいといった感じはない
悪い口コミ・評判
- 何でもかんでもチャレンジさせてくれるわけではない
- 出世するためには業績や会議での発言が必要
- 若手は挑戦できるが人材育成が出来ているかは不明(成長は自力でする必要がある)
- キャリア開発の手順は無いので自分で成長し運も必要
- 指示待ち人間にはチャンスがない
- 改革が進められているが、まだまだ働き方改革の余地あり
- 給料は上がりにくい。賞与は上がり下がりの幅がある
- 昔の人は残業することが頑張ることだと思っている人もいる
- ワークライフバランスは良いと思うが、休暇に関しては上司・所属長の考え方次第の所もある
- 女性管理職の多さは部署による。今後まだまだ増えると思う
- デジタルの時代にいまだ医師と会うことを求められ、会うことが数字に結びつくことがある
大塚製薬はどんな会社?
ここでは大塚製薬の概要について解説します。
経営理念
「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」
大塚製薬の経営理念は「世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する」と言う意味のこの英文が用いられています。
「グローバルに展開するトータルヘルスケア企業として、私たち大塚製薬の企業理念には
「自らの手で独創的な製品を創る」「健康に役立つ」「世界の人々に貢献する」
という思いが込められています。」
「私たちは、「大塚だからできること」「大塚にしかできないこと」とは何かをより深く追求し、大塚の礎である「実証」「創造性」の精神のもと、たゆまぬ努力を行い、さらなる飛躍を目指したいと考えています。」
(philosophy https://www.otsuka.co.jp/philosophy/)
事業内容
世界の患者さんへ新しい治療薬を提供する「医療関連事業」と健康な人をより健康にする製品を提供する「ニュートラシューティカルズ(NC)関連事業」を手掛けています。
医薬品事業は、1971年に研究所を創設し、医薬品の研究開発を開始しました。
創薬の原点は「ものまねをせず、世界に通じるものを創る」ことです。
未充足の医療ニーズを埋める努力をしています。
NC関連事業は、医療関連事業で培われたノウハウを活かし、人々の健康の維持・増進のための科学的根拠をもった独創的な製品を開発し、世界へ提案しています。
(2つの事業より抜粋 https://www.otsuka.co.jp/two-core-businesses/)
売上
2021年度
売上高 5225億円(医薬 76%/NC 24%)
営業利益 835億円
です。
(会社概要 https://www.otsuka.co.jp/company/overview/)
従業員数
5,699名(2021年12月31日現在)です。
(会社概要 https://www.otsuka.co.jp/company/overview/)
大塚製薬(大塚ホールディングス)の2022年の平均年収は1044万円
大塚ホールディングスの平均年収は1044万円
業界ランキング11位です。
(年収チェッカー及び大塚ホールディング有価証券報告書参照 https://www.nenshu-checker.com/media/companies/otsuka-holdings)
大塚製薬株式会社の平均年収はOPENWORK独自の算出方法による年齢別年収(年収データを基にした推定値と約80%の推定範囲、回答正社員124人、時期不明)では、
25歳平均年収508万円
30歳平均年収654万円
35歳平均年収758万円
40歳平均年収万円892万円
45歳平均年収1002万円 でした。
また職種では、
研究720万円
営業678万円
MR 646万円
開発 825万円
全体平均675万円 と記載されています。
(参考:openwork https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000006eT5s&q_no=2)
大塚製薬の福利厚生
ここでは大塚製薬の福利厚生について解説します。
大塚製薬保険組合
社員やその家族が病気やケガ(業務上を除く)をしたときの医療費や、出産や死亡などに際し、法定給付とは別に、組合独自で行う付加給付を行い、社員の負担の軽減に努めています。
また、社員やその家族の病気の予防や早期発見のため、人間ドックなどの検診費用の補助を実施しています。
その他、社員に業務の疲れを癒し、家族の絆を深めてもらうために、直営保養所を保有し、ライフサポート倶楽部への加入を行い、社員やその家族が広く利用できるようにしています。
※ライフサポート倶楽部:全国のホテルや旅館、ゴルフ場などが優待料金にて利用でき、育児、介護、健康医療、自己啓発などのさまざまな生活関連メニューが利用できるサービス。
大塚製薬企業年金基金
企業年金基金は、会社の退職金の一部を採り込み年金化するなど、社員の老後の生活の安定と福祉の向上を図ることを目的として設立されたものです。
社員は、国の年金制度である「国民年金」、「厚生年金保険」と、会社独自の企業年金基金制度である「大塚製薬企業年金基金」に加入しています。
大塚製薬企業年金基金の掛金は全額会社が負担し、勤続年数または本人の選択により、退職を事由に一時金もしくは年金として受け取ることができます。
社員が死亡した場合には遺族への一時金もあります。
また、事業主が拠出した資金を個人が自己の責任において運用し、高齢期においてのその結果に基づいた給付を受けることができる確定拠出年金制度も導入し、社員が豊かな老後を送れる体制を整えています。
保養所やスポーツ施設などの福利厚生施設
大塚グループ社員・OBおよびその家族がリフレッシュできる福利厚生施設(保養所、スポーツ施設など)を数多く完備しています。
保養所は全国に9カ所があります。
また、それぞれの事業会社などが運営するスポーツジムやプール、テニスコートなど、健康増進とリフレッシュに寄与する環境を整えています。
これらは、大塚グループ内のサークル活動などにも積極的に利用されてます。
大塚グループ従業員持株会
従業員持株会とは、希望する社員が月給と賞与から定期的に資金を拠出することにより、 自社の株式を購入する制度です。
自社の株式を持つことにより、経営への参加意識が向上するとともに、拠出金額に応じて会社から奨励金が支給されるため、資産形成に役立つ福利厚生として、多くの社員が加入しています。
大塚グループ社員向け保険
大塚グループの事業会社である大塚倉庫株式会社の保険事業部では、大塚グループ社員向け保険が用意されています。
個人で加入する一般契約の保険に比べ、大塚グループとして団体扱いされている各種保険に社員は高い割引率で加入することができ、事故時のサポートも手厚いものになっています。
(大塚製薬福利厚生より一部省略あり https://www.otsukakj.jp/csr/working_environment/welfare/)
大塚製薬のワークライフバランス
ここでは大塚製薬のワークライフバランスについて解説します。
育児支援制度
仕事と子育ての両立を図るために法定を上回る制度を整備し、育児関連諸制度の啓発活動、時間外労働時間の削減、在宅勤務制度の導入など、ワーク・ライフ・バランス推進のためのさまざまな取り組みを実施する一方、女性のキャリアアップのための研修等にも取り組んできました。
このような取り組みの結果、2018年2月には、「くるみん認定」企業のうち両立支援制度の導入や利用が進み、高い水準で社員の子育てサポートを行っている企業として、「プラチナくるみん認定」を取得しました。
大塚製薬株式会社が運営する事業所内保育所(徳島・大阪)は、大塚グループ社員も多く利用しています。
一時保育や延長保育など急な事情にも対応できる体制を整えており、充実した育児サポートを行っています。
※くるみんマークとは「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証で、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けることができます。この認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」です。
プラチナくるみん認定を受けた企業は、「プラチナくるみんマーク」を広告等に表示し、高い水準の取組を行っている企業であることをアピールできます。
(厚生労働省HP https://shokuba.mhlw.go.jp/published/special_01.htm)
介護支援制度
超高齢社会において、家族を介護しながら安心して働き続けることができる職場環境を整えるとともに、介護と仕事を両立していくための社内規程など制度の整備を進めています。
また、介護を取り巻く環境や公的介護保険制度の基礎知識、介護者をサポートする会社の制度などの介護関連の情報提供を中心としたセミナーを実施しています。
労働時間の適正化
社員一人一人のワーク・ライフ・バランスを支援し、それぞれが生産性を高めて働ける職場の実現に向けて、労働時間の適正化に努めています。
長時間勤務の解消に向けて、実際の労働時間等の把握、長時間労働者やその上司等に対する注意喚起を行うとともに、長時間労働をした社員には疲労の蓄積状況の把握などのために、必要に応じて医師による面接指導を実施しています。
有給休暇取得向上に向けた取り組み
有給休暇の取得は、労働者の権利であると同時に、労働者の健康と生活に役立つだけでなく、労働者の心身の疲労の回復、生産性の向上など会社にとっても大きなメリットがあります。
全社員に対し、年次有給休暇の計画的付与制度を導入し、年次有給休暇を取得しやすい職場環境を整備しています。
また、働きやすい職場作りにつなげることを目的に、半日単位の有給休暇取得や、失効する年次有給休暇を最高50日を限度に積立て、病気療養、介護、看護、配偶者出産時の育児休職等で利用できる積立有給休暇制度などもあります。
家族の工場見学
会社全体で子育てを温かく見守り支えていくことを目的に、社員の家族を対象に工場見学会を実施しています。職場がどのようなところなのか、家族の方に知っていただくことで、一家の絆をより一層深めてもらう機会にもなればと考えています。
社員の国際協力活動支援
当社は、継続勤務の意志のある社員が青年海外協力隊(JOCV)に参加する時に一定期間休職できる制度を設けています。
これは一定の勤続年数のある社員で、JOCV事務局の選考に合格した社員を対象にし、訓練・渡航準備・派遣期間・帰国時の帰路変更による旅行日数ならびに帰国後の健康診断等の日数を含めて、原則として最長2年4カ月の休職を認めるものです。
休職期間中は月額基本給の70%を支給し、国際社会に貢献したいと願う高い志を持った社員による国際協力活動を支援しています。
薬剤師が転職を考え始めたら
転職活動はしなくてはならないことが多く想像以上に時間を消費します。
また肉体的・精神的負担も相当にかかります。
退職後の転職活動も大変ですが、働きながらの転職活動はより大変で、効率よく行う必要があります。
製薬企業への転職は募集枠が少なく一般的に難易度が高くより力を入れて行う必要があります。
おすすめの薬剤師特化型転職エージェント
ここではおすすめの薬剤師特化型転職エージェントについて紹介します。
セルワーク 薬剤師
セルワーク薬剤師は、専門のアドバイザーによる転職サポートを無料で受けることができる転職サービスです。
専門のアドバイザーが、自身に合う求人をしっかり探してくれます。
自分が希望する条件を指定できる点も魅力的です。
細かく条件を指定できるので、雇用形態やエリアで行き違いが生じず、自分の希望に合う求人を探すことが可能です。
マイナビ薬剤師
転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。
マイナビ薬剤師は親身にアドバイスをしてくれる事で有名で、高いサポート体制が評価されているようです。
・電話・メールのレスポンスが速く積極的に求人を提案してくれる
・転職者との面談でのサポート力を発揮する
・聞く能力が高く、こちらの条件を聞きしっかり合わせてくれる
といった高い評価を受けています。
(career theory https://career-theory.net/pharmacist-mynavi-9995)
ファーマキャリア
ファーマキャリアは、転職希望者の希望条件を聞き、それに合った求人を提案してくれる「オーダーメイド求人」を特徴とする転職サービスです。
希望条件に近い職場を見つけ出す、またはもともと条件の近い職場と交渉することによって条件に合った求人を作りだし提供してくれます。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは日本調剤グループが運営する薬剤師向け人材紹介サービスです。
日本調剤グループで培われたノウハウを活かして独自に新しい紹介先を探しており、紹介先企業のリサーチも積極的に行っているようです。
具体的な企業情報も考慮し転職をサポートしてくれます。
まとめ
大塚製薬は大企業で、福利厚生、年収共に大変魅力的な企業です。
口コミでは給料・福利厚生についてはほとんど不満を言う人がいませんでした。
また、未経験でも教育システムがしっかりしているので、標準に達することは可能との情報があります。
大塚製薬への転職を希望される方は大塚製薬のホームページをこまめにチェックしたり、転職エージェントに登録し、情報が入ったらすぐに知らせてもらうことを心がける必要があります。
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