エーザイはやばいの?評判や口コミを紹介!
「ヒューマンヘルスケアのエーザイ」というキャッチコピーを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
「エーザイ」は医療用医薬品の研究開発から製造販売まで、国内だけでなく、海外にも拠点を持つグローバル医薬品企業です。
この「エーザイ」について、転職を希望する際にはネットで情報を集める方も多いでしょう。
ここでは、「エーザイ」がやばいというコメントの信憑性や、評判・口コミについてご紹介します。
(参考:https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0910000000Fr3K)
良い口コミ・評判
エーザイについて、ネット上で見られる良い口コミ・評判には以下のものがあります。
- 福利厚生が充実している
- 給与がいい
- 穏やかな人柄、思いやりのある人が多い
子育て支援をはじめとする福利厚生制度が充実していることや、給与水準の高さには定評があるようです。
また、人柄については会社に理念である「ヒューマン・ヘルスケア」に賛同する人が集まっているとも言われています。
悪い口コミ・評判
エーザイについての口コミ・評判には、「一族経営」であることに対してさまざまなコメントがあり、「世襲制は時代に合わない」という声もありました。
また、評価制度について、「不透明」「上司との相性による」などの声が見られましたが、極端に悪い評価がつく、給与に大きく影響するといったことはないようです。
また、研究開発中の医薬品について、臨床試験の進んでいる薬剤が少なく、今後が不安といった声もありました。
エーザイの事業内容
エーザイには「ヒューマン・ヘルスケア」という理念があります。
「全社員が、患者様とそのご家族、生活者の皆様の喜怒哀楽を考え、そのベネフィット向上のために何をなすべきか、顧客の立場で議論し、それをビジネス活動で実践し、実証し、世界に発信し、社会を変えていく」
という考え方です。(公式HP https://www.eisai.co.jp/index.html より)
この理念のもと、エーザイではどのような事業が行われているのか、順にご紹介します。
製品
国内での主要販売品には、医療用医薬品として
- ヒュミラ(ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体 適応:関節リウマチなど)
- デエビゴ(不眠症治療剤)
- ハラヴェン(抗がん剤)
- アリセプト(アルツハイマー型・レビー小体型認知症治療剤)
- リリカ(疼痛治療剤)
などがあります。
また、一般用医薬品として「チョコラBBシリーズ」を展開しています。
神経領域
「神経領域」はエーザイにおいて2大戦略領域のひとつと位置づけられています。
2010年にはエーザイの主力医薬品であった「アリセプト」の特許が切れています。
現在は、早期アルツハイマー病に対する薬剤、抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レカネマブ」の臨床試験が進んでいます。
この「レカネマブ」はこれまでの症状の悪化を遅らせる薬ではなく、病気の進行そのものを抑えることができる新たなタイプの薬として期待されています。
2022年9月にはフェーズⅢ試験において、効果に関するデータが得られており、アメリカにおけるフル承認申請、日本・欧州での販売承認申請を目指している状況です。
がん領域
エーザイにおける2大戦略領域のもうひとつが「がん領域」です。
エーザイが販売する抗がん剤の中で、現在最も力を入れている医薬品が「レンビマ」です。
国内では根治切除不能な甲状腺がん・肝細胞がん・胸腺がん・子宮体がん・腎細胞がんなどに適応があり、世界的にも約80ヵ国で承認されています。
免疫チェックポイント阻害剤「キイトルーダ」と併用療法での各種臨床試験も進んでおり、さらなる適応の拡大を目指しています。
認知症エコシステム
エーザイは2021年度から中期経営計画「EWAY Future&Beyond」を実行しています。
この中ではヘルスケアの対象を「患者様とそのご家族」から、「患者様と生活者の皆様」へと拡大定義し、他産業やグループとの連携による「エコシステム」の構築を進めています。
このエコシステムは、サイエンスに基づくソリューション創出を推進するという視点で、エーザイの経験やノウハウ・臨床データに加え、外部データの活用、行政や医療機関・他パートナー企業との連携によって構築されます。
現在はエーザイの強みである認知症領域において、健常な段階から価値を提供し、軽度認知障害・認知症の早期診断につなげる環境整備などが進められています。
今後は治験データや外部データを活用し、認知症経過予測アルゴリズムの開発、治療効果予測の可視化などにつなげていく計画です。
研究開発
エーザイは日本だけでなく、アメリカ・イギリス・インドなど世界中で15の創薬・研究開発・臨床研究拠点を持ち、グローバルな企業活動を行っています。
特にエーザイの強みである「神経領域」「がん領域」において、研究開発を推進しています。
生産・物流
エーザイは世界9カ国に生産工場を持っています。
複数拠点で生産が可能な体制を確立することで、有事においても安定して高品質な医薬品を供給できる体制となっています。
マーケティング
エーザイは国際的な企業であり、アメリカ・中国・東南アジアなど幅広い地域で企業活動を行っています。
そのためマーケティングにおいても、それぞれの国や地域の事情を理解し、特性に合ったマーケティングが展開されています。
エーザイの過去5年の平均年収は1029万
エーザイの過去5年の平均年収は1029万円というデータがあります。
他の国内大手医薬品企業の過去5年の平均年収を見ると、武田薬品工業1081万円、アステラス製薬1071万円、第一三共1108万円となり、エーザイはやや下がるものの業界全体として非常に高い水準であることがわかります。
エーザイの年収は「満足できる」との口コミも多いです。
しかし、賞与が会社の業績に連動するため、個人の評価よりも会社の業績が年収に大きく影響するとの声もあります。
エーザイは2010年頃に「アリセプト」「パリエット」など主要医薬品の特許がきれ、業績を大きく落とし、希望退職を募った時期もありました。
しかし現在は、新しい認知症治療薬の開発が承認申請の段階まで進んでいるなど明るい話題もあり、業績の回復も見られます。
ひきつづき高い給与水準が維持されるのではないでしょうか。
エーザイの福利厚生
エーザイの福利厚生は充実しているとの声が多いです。
その福利厚生について、内容を分けて見てみましょう。
住宅関連
社宅制度・住宅手当があります。
明確な金額などはわかりませんでしたが、受けている人のコメントとして「手厚い」「充実している」との声がありました。
出産・育児関連
エーザイは厚生労働省より、育児を支援する企業の証である「プラチナくるみん」の認定を受けています。
育児・介護休業法上は、育児休暇は子どもが1歳までですが、エーザイでは「最長子どもが満3歳になるまで」と規定されています。
また、短時間勤務制度もエーザイでは、1日最大2時間まで短縮可能・「子どもが満9歳になった3月末まで」活用可能です。
また、配偶者の出産時に最大5日間の有給休暇が取得可能な「配偶者出産休暇」があり、2021年度には61.5%の取得率でした。
保険・資産形成関連
エーザイには企業年金基金があります。
この基金は確定給付型年金であり、退職時に一時金として受け取るか、年金として受け取るかの選択ができます。
また、確定拠出型年金の制度もあり、自分で選択して資産形成・老後の備えをすることができます。
その他
介護・看護と仕事の両立支援策として、2021年1月より、介護・看護休暇が1日単位でなく時間単位で取得できるようになっています。
最大5日間の有給での取得が可能とのことです。
また、有給を積み立てて7日間以上の長期療養休暇にできることや、この休暇を透析・がん治療・不妊治療などの通院に半日単位で使用できることなど、病気と仕事の両立支援策も充実しています。
エーザイのワークライフバランスについて
エーザイは「人財イノベーション戦略」と銘打ち、働きやすい環境づくりを推進しています。
- 自宅勤務制度の利用回数・利用時間制限を廃止し、リモートワークを推進する
- フレックスタイム制度のコアタイムを廃止し、昼休憩なども柔軟に設定できるようにする
- 自己啓発・社会貢献休暇を新設し、最大5日間の特別休暇を付与する
など、ワークライフバランスをとりやすい制度への変革が見られます。
2021年度のデータでは、エーザイの自己都合による離職率は3.1%であり、一般労働者の離職率平均が11.3%であることから見て、低い離職率と言えます。
また、有給休暇の取得日数も一般社員一人当たり11.2日と国全体の労働者平均取得日数10.1日を上回っています。
エーザイにおける薬剤師の成長環境について
エーザイの社内環境として、口コミサイトでは「熱意を持って自分で積極的に動き、キャリアを切り開いていく人に向いている」「やる気があれば挑戦できる環境はある」とのコメントがありました。
ある程度の裁量をもって業務を任され、受け身ではなく、自ら動くことで成長できる環境のようです。
また社内制度として自ら異動を希望する、公募制の「ジョブチャレンジ制度」があります。
エーザイにおける女性の働きやすさ
エーザイは、ダイバーシティ推進の一環として女性社員比率30%、女性管理職比率30%以上を目指すと表明しています。
積極的な女性登用により、女性管理職比率は徐々に上がっており、2022年6月時点で女性管理職比率は12.0%となっています。
エーザイは産休や育休、短時間勤務の制度が充実しており、女性のライフステージの変化に応じた仕事がしやすい環境と言えるでしょう。
薬剤師が転職を考え始めたら薬剤師特化型の転職エージェントを利用すべき
薬剤師が転職を考え始めたら、薬剤師特化型の転職エージェントの利用をおすすめします。
特に「エーザイ」をはじめとする医薬品企業への転職は、中途で求人募集が出ること自体がまれです。
転職エージェントに登録しておくと、この数少ない求人情報が出た時にすぐ把握することができます。
また、医薬品企業の研究開発職など専門性が高い求人情報については、転職エージェントに非公開求人として募集されるケースもあります。
このような場合に対応するためにも、企業転職には転職エージェントを使った転職活動が良いでしょう。
おすすめの薬剤師特化型転職エージェント
次に、おすすめの薬剤師特化型転職エージェントをご紹介します。
転職エージェントといっても、それぞれに特徴や強みがあります。
自分の希望やスタイルに合う転職エージェントを使うことが、転職活動をスムーズに進めるコツです。
セルワーク 薬剤師
セルワーク薬剤師は全国約9万件の転職情報を扱う、薬剤師特化型転職エージェントです。
「勤務地」「職種」「雇用形態」の選択だけで求人情報を絞り込むことができ、どのような求人情報が出ているのかを簡単に把握できます。
各求人情報にはPRポイントの記載もあり、職場の雰囲気などもあわせて確認することができます。
マイナビ薬剤師
業界大手の薬剤師転職サイトです。
各地に拠点があり、地方であっても多くの求人情報を見ることができます。
また、大手ならではの経験・ノウハウが充実しており、アドバイザーの質の高さも評判が良いです。
たくさんの情報を比較検討したい方は登録してみてはいかがでしょうか。
ファーマキャリア
ファーマキャリアは「オーダーメイド求人」をウリにする薬剤師転職サイトです。
転職希望者から聞き取った希望の転職先を、オーダーメイドで作るべく、会社側との調整を進めてくれます。
また、アドバイザー一人あたりの受け持ち薬剤師数を少なく設定しており、丁寧なフォローが期待できます。
転職活動をアドバイザーに相談しながら進めていきたい方にはおすすめです。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは調剤薬局大手の「日本調剤」グループが運営する薬剤師転職サイトです。
調剤薬局グループの運営ではありますが、病院や企業など幅広い職種の求人情報を扱っています。
日本調剤のノウハウを生かし、転職希望者が研修や教育を受けられるプログラムがあるため、転職活動をしながら勉強することも可能です。
まとめ
- エーザイは実際にはやばくない
- エーザイは経営状況が悪化した時期はあるものの、発売された医薬品の売り上げが好調であること、新薬開発が進んでいることから安定している。
- おすすめの薬剤師特化型転職エージェントはセルワーク薬剤師
「エーザイ」がやばいというネット上の噂について、情報を整理してきましたが、明確に「やばい」と言える要素はありませんでした。
エーザイには、主力商品の特許切れなどにより、経営状況が悪化した時期があったのは事実です。
しかし現在は、発売された医薬品の売り上げが好調であること、新薬開発が進んでいることから、業績も安定しつつあります。
ひきつづき、日本を代表する医薬品企業のひとつとして、グローバルな企業活動をしていく「エーザイ」に興味を持つ方は、チャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。
「エーザイ」をはじめ、国内の医薬品企業では中途採用はごくわずかのケースが多いです。
薬剤師が転職を考える場合、薬剤師特化型の転職エージェントを利用して、情報を取り逃さないように活動することをおすすめします。
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