日医工はやばいの?評判や口コミを紹介!
「日医工」がやばいという噂がネット上にあるようです。
近年、日医工はネガティブなニュースで話題となることが何度かありました。
実際の日医工はどのような会社なのか、やばいという噂の信憑性や、評判・口コミの情報をまとめてご紹介します。
参考:https://www.vorkers.com/one_answer.php?vid=a0A2x00000Fq6NK&qco=8
良い評判・口コミ
日医工に対する口コミには、以下のような良い評判がありました。
「子育てや介護などの個人の都合においても融通はきかせてくれる。残業時間もそれほど多くはならない。プライベートとのバランスは調整しやすいと言える。」
「スケジュール休暇として年5日の有給取得が義務で自由に取れます。普通に有給もとりやすい環境でした。」
このような、ワークライフバランスがとりやすいという口コミは他にも見られました。
部門ごとの差も多少はあるものの、全社的に有給の取りやすさは評価されているようです。
悪い評判・口コミ
日医工の口コミで目立った悪い評判が、以下のようなものです。
「特に会社の業績があまりよくないため、いろいろな予算がカットされ将来性に不安を感じる。」
「会社の将来が見えない…」
日医工の現在の経営状況は良いとは言えません。
2022年5月に事業再生ADRを申請しており、再生に向けた検討が進められています。
社員が不安を感じるのも仕方ないかもしれませんね。
日医工の会社概要や事業内容
ここで、日医工の会社概要や事業内容をご紹介します。
会社概要
1965年に富山県で創業され、現在も富山県富山市に本社をおく医薬品企業です。
設立当初からジェネリック医薬品の製造販売を中心に事業を展開してきました。
吸収合併などで国内外にグループ会社を増やし、2020年3月期には、国内のジェネリック医薬品メーカーとして売上収益トップとなりました。
しかし、2020年以降、製品の自主回収が相次ぎ、2021年3月には製造過程の不備・法令違反が指摘され、富山県より業務停止命令を受けています。
この影響もあり、業績が悪化し債務超過の状態となり、2022年5月には「事業再生ADR」を申請しました。
国内ジェネリック医薬品業界をリードする日医工
国内ジェネリック医薬品業界において、日医工は、トップ3に入る大手メーカーです。
近年、医療費の削減のため、政府はジェネリック医薬品の使用を推進してきました。
その結果、国内のジェネリック医薬品の数量シェアは、令和2年度時点で約80%に到達しています。
日医工はM&Aで会社を拡大し、自社にない医薬品を手に入れた結果、2020年3月期には製品のラインナップが1220品目にまで膨らみ、業界内での売上高はトップとなりました。
日医工の平均年収は675万円
日本の給与所得者の平均給与は443万円です。
日医工の平均年収675万円は、国全体の平均から見ると高いことがわかります。
しかし、一般的に製薬業界は給与水準が高く、大手製薬メーカーでは平均年収1,000万円を超えるケースもあり、日医工の平均年収はやや低いと見ることもできるでしょう。
これは同じ製薬業界の中でも、取り扱う医薬品の種類が違うことが一因と言えます。
製薬業界でも、新薬メーカーは新薬の開発に非常にお金がかかります。
しかし、新薬は比較的利益率が高いため、発売されれば特許権が切れるまで、安定的に収益を得る見込みがたちます。
一方、ジェネリック医薬品は、研究開発にかかる費用は少なく済みますが、その分薬価が安いことが特徴であり、利益があまり出ません。
このように、同じ製薬メーカーでも、ジェネリック医薬品を中心とする日医工は、新薬メーカーとは事業の構造に違いがあり、年収の違いにもつながるようです。
日医工の福利厚生
日医工の福利厚生について、ご紹介します。
以下はホームページ掲載情報です。
各種社会保険、従業員持株会、財形貯蓄制度、借上社宅制度、社宅(独身・単身)、育児休業(最長2年)、介護休業(最長1年)他
日医工は本社・工場が富山県富山市にあります。
富山県外からの従業員に対するサポートとして、社宅制度が充実していることが福利厚生の特徴のひとつと言えそうです。
また、子育て支援を積極的に行う企業の証である「くるみん」の認定を厚労大臣から受けており、育児短時間勤務制度の対象年齢を、小学校3年生の終期までに拡大しています。
薬剤師が転職を考え始めたら
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おすすめの薬剤師特化型転職エージェント
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転職エージェントはそれぞれ特徴や強みがあります。
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まとめ
ここまで、日医工がやばいという噂について、情報をまとめてきました。
日医工は、2020年の頻回な製品自主回収、2021年3月の業務停止命令により業績が悪化、2022年5月に「事業再生ADR」を申請しています。
これらのニュースが、日医工が「やばい」という噂につながっているのではないでしょうか。
しかし、日医工は日本のジェネリック医薬品をリードする会社であることは間違いありません。
国は今後も医療費削減のために、ジェネリック医薬品を推進するでしょう。
事業再生、会社としての立て直しがうまくいけば、企業価値も再び高まる可能性があります。
ジェネリック業界で仕事をしてみたいと思う方は、日医工にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
薬剤師が日医工など企業への転職を考える際には、薬剤師特化型の転職エージェントを利用することをおすすめします。
企業転職は特に求人件数が少なく、情報収集が鍵となることもあります。
転職エージェントを利用することで、少ないチャンスを確実につかみましょう。
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