鳥居薬品はやばいの?評判や口コミを紹介!
今回は「鳥居薬品」についてご紹介していきます。
鳥居薬品は1921年に創業しており、1993年には東証プライム(当時の東証一部)に上場しているなど、歴史と実績のある日本の製薬会社です。
製薬会社は薬剤師が勤める職場の中でも平均年収が高い水準にあり、人気の就職先となっています。
しかし、製薬会社と言っても多くの会社がありますし、最近では外資系の製薬会社も多く日本に進出している為、一概に製薬会社の特徴を語ることはできません。
そこで、今回は数ある製薬会社の中から「鳥居薬品」を取り上げ、企業としての特徴や、働く上でのポイントをご紹介していきます。
まずは口コミから鳥居薬品の社員の方々の生の声を見ていきましょう。
(参考:オープンワーク
https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0910000000Fr3g)
良い評判・口コミ
鳥居薬品に関する良い評判としては、家賃補助に関してのものと、MRとしての働きやすさに関するものが多く挙げられていました。
まず、家賃補助に関しては、鳥居薬品では自己負担2~3割で借り上げ社宅に住むことが可能なので、少ない自己負担額で良い物件に住むことができます。
特に家族がいる方だと、家賃がどうしても高くなりがちですが、鳥居薬品では借り上げ社宅を利用することで、住宅費を抑える事が可能です。
これによって実質の手取り年収が大きくなるため、働く上で大きなメリットになるようです。
MRとしての働きやすさについては、業務時間や働く場所をある程度調整できるため、長時間労働になりにくい、というものです。
一般にMRというと、病院の診療が終わった後に医師と話をすることも多く、業務終了が遅くなりがち、と言うイメージがあります。
しかし鳥居薬品では勤務時間を調整することで、例えば業務終了が遅くなりそうなときは業務の開始も遅くして労働時間を抑える、ということが可能になっています。
悪い評判・口コミ
悪い評判としては、良くも悪くも上司の影響力が大きい、というものがありました。
鳥居薬品では評価の基準として数字での評価と行動での評価の2つの指標があるのですが、特に行動での評価において、上司の判断に左右される部分が大きい、という不満がありました。
良い上司にあたればきちんと評価して貰えるのですが、そうではなかった場合は自分の努力と結果が見合わないことも起こってしまうようです。
またこの行動での評価のために自分を過剰にアピールしなければならない点にも不満が挙げられていました。
鳥居薬品の事業内容や会社概要
続いて、鳥居薬品の事業内容、会社概要についてご紹介していきます。
具体的にどんな会社なのか、どんな特徴があるのかをご紹介します。
会社概要
冒頭でもご紹介したとおり、鳥居薬品は1921年に創業し、1993年に上場しています。
去年で創業100周年を迎えており、老舗企業だと言えます。本社は東京にあり、従業員数は600人弱、売上はおよそ430億円です。
日本の製薬会社の中では中規模程度だと言えます。
主な領域としては腎、透析領域と、皮膚疾患領域、そしてアレルゲン領域になり、それらの分野で長い間薬品を開発、製造してきております。
JTとの協業
鳥居薬品では1998年より、JTと協業して医薬品の研究開発を進めています。
医薬品の研究開発には多大なコストが掛かる上に、製品化して費用を回収するまでには長い時間が掛かります。
そこで鳥居薬品はそれらのコストを削減して効率的に医薬品の研究開発を進めるために、JTのグループ会社として共に研究開発を進めているのです。
JTでは代謝や免疫、ウイルスの研究に力を入れており、鳥居薬品の研究分野と相互に影響を及ぼし合いながら研究が進められています。
製造活動
鳥居薬品では医薬品製造の全工程を外部に委託しています。
製造所と密に連携を取りながら、外部委託であっても安心できる品質と安定した供給を維持しているのです。
製薬企業が自社で製造工場まで保有するのは多大なコストとなります。
その分自社で品質や供給を管理しやすいと言うメリットがありますが、鳥居薬品は製造委託先との関係性を重視することで、品質や供給を確保しつつ、製造工場を保有する無駄なコストを削減しているのです。
研究・開発活動
先ほどご紹介したように、鳥居薬品ではJTと密に連携しながら協業して研究開発を進めています。JTでは「国際的に通用する特色ある研究開発主導型事業の構築」による「オリジナル新薬の開発」を目指しており、鳥居薬品も協力して共にその目標に向かっています。
優れた研究開発力を持つ双方が協力体制を構築していることはお互いにとって大きなメリットであり、お互いに強みを活かしながら研究開発が行われています。
鳥居薬品の過去5年の平均年収は773万円
転職サイトの求人情報を見ると、鳥居薬品の過去5年間の平均年収は773万円となっています。
一般的な薬剤師の平均年収と比較すると高額ですが、製薬会社だけに限定した場合は平均的な水準です。
しかし、鳥居薬品は社宅を始めとして福利厚生が充実しているので、実質的な手取りを考えると製薬会社の中でも平均以上の水準となります。
鳥居薬品の福利厚生
鳥居薬品の福利厚生は製薬会社の中でも充実した部類に入ります。
特に自己負担2~3割で利用できる社宅はとても魅力的で、社宅を利用すれば実質の手取りを大きく増やすことが可能です。
また基本的な休日や休暇制度は充実しており、年間休日も多めとなっています。
研修制度が多い点も魅力的です。
新人研修はもちろん、各職種別の研修や階層、役職ごとの研修も備わっているため、薬剤師としてスキルアップを目指す方にとっても魅力的な職場です。
鳥居薬品での女性の働き方
鳥居薬品では女性がより活躍できる会社にするために、様々な施策を導入しています。
不妊治療のために利用できる休暇を用意したり、在宅勤務を導入したりなど、女性特有の悩みにも対応し、女性が働きやすい職場作りに励んでいます。
従業員や管理職に占める女性の割合も増加しており、少しずつ施策の効果が現れています。
薬剤師が転職を考え始めたら
転職を考えている薬剤師の方は、薬剤師に特化した転職サイトを利用することをおすすめします。
医療業界は一般的な職業とは異なる点も多い、特殊な業界となっているので、普通の転職サイトでは情報収集やキャリアアドバイスなどの面で不利となってしまうかもしれません。
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まとめ
本記事を最後までご覧頂きありがとうございました。
鳥居薬品は、自社の様々な事業を適切な外部との協力で効率的に進めており、時代に合わせて進化している企業です。社宅を始めとして福利厚生も充実しており、年収も平均以上で、働きやすい職場だと言えます。
転職を考えている薬剤師の方は薬剤師に特化した転職エージェントを利用するようにしましょう。
薬剤師に特化した転職エージェントで情報収集することで、鳥居薬品以外にも魅力的な職場が見つかるかもしれません。
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