東和薬品はやばいの?評判や口コミを紹介!
openworkという企業の口コミサイトを使って評価をチェックし、目につくものを抜き出しました。
なるべく1-2年以内の記事を選びましたが、コンプライアンスの順守や、ここ最近はコロナ禍で、他社の後発医薬品原料取り違え事故(以下、他社GE事故と呼びます)があったため、記載時に比べて悪化した点、改善された点があると思います。
(openwork https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000000Fr3i&q_no=4)
良い口コミ・評判
- 大手企業で経営状態は良好
- 穏やかな人が多い印象
- 新卒教育はしっかりしている
- 仕事とプライベートを分けて考える人が多い
- やる気と能力があれば比較的裁量が自由になる。昇給も早い
- 実力主義で若くても所長になれたりする
- 給料は悪くない。成績に応じてボーナスは6カ月分出たりする
- 他社GE事故が起こるまではワークライフバランスは良かった
- 福利厚生は良い
- 同業他社と比べると共感を得られやすい社長で人柄も良い
悪い口コミ・評判
- 石橋を叩いて渡る社風。結果、上層部の意思決定が遅い
- 部署によっては連携があまりとれていないイメージ
- やる気と能力がないと指示待ちで昇給も遅い
- 成長は見込めない部署があるかも?? ただ、希望者は部署をローテーションし技術を身に着けられる体制はある
- たいへん忙しい部署がある。土日も電話で呼び出される部署がある
- 社風が昭和なので年齢の高い人にワークライフバランスなどと言う言葉は無い
- 営業の女性管理職はまだ少ない(ただし今後は時代の流れで増えると思われる)
- いままで有給などは比較的前日でも取れたが現在の医薬品を取り巻く環境で急な有給習得は難しいかもしれない
- 上に行くほどより出世のためには上に気に入られるためYESマンにならなくてはならず疲れる
- 後発品事業以外弱いイメージ
東和薬品はジェネリックに強みを持つ会社
「東和薬品は、これまでジェネリック医薬品の専業メーカーとして、長年その研究開発・製造・販売に専心してまいりました。
超高齢社会を迎えた今、社会保障費、医療費のさらなる増大に対して、医療の質を落とさず、医療費抑制に効果のあるジェネリック医薬品の持続的な安定供給の維持に努めています。
ジェネリック医薬品につきましては、「安定供給」「品質確保」「情報提供」を充実しながら、「飲みやすく、扱いやすい」、工夫した医薬品の研究開発に引き続き注力しております。」
(東和薬品HP社長あいさつより https://www.towayakuhin.co.jp/company/greeting/)
社長あいさつにもあるように、東和薬品はジェネリック医薬品に強みを持っている製薬会社です。
その強みを生かして、安定供給・品質確保・情報提供の充実と、飲みやすく、扱いやすい製品づくりを追及しています。
ジェネリック医薬品は新薬(先発医薬品)より後に発売するお薬のため最新の製剤技術を活用できます。
先発医薬品より飲みやすくなるように工夫している製品も多くあります。
東和薬品では、品質や安全性はもちろん、飲みやすく、扱いやすい安心できるお薬を提供できるよう、さまざまな取り組みを行っています。
東和薬品の製品づくりの流れ
原薬開発
製品づくりに最良の原薬を開発・選定(原薬とは医薬品の有効成分のことです。)
*東和薬品では当社独自の厳しい品質基準を満たすものだけ使用しています。
製品開発
技術と経験を活かして、より飲みやすく、扱いやすい製品を開発しています。子どもや高齢者でも飲みやすいよう形や味を改良したり、病院や薬局で取り扱いやすいよう、視認性や、光・温度・湿気に対する安定性を向上させるなどの工夫を施しています。
品質管理
確かな品質と安全性の確保に、徹底的に取り組んでいます。
製品の研究開発から製造、営業、販売後に至るまで、国が定めた厳重な品質管理基準が適用されています。
安定供給
東和薬品では3工場によるバックアップ体制によって、万一どこかの工場が操業停止した場合でも、他の工場で補完できる体制を構築しています。また、東日本、西日本それぞれに設けた物流拠点は、物流の効率化を図るとともに万一の際のバックアップ体制も構築しています。
情報提供体制
ジェネリック医薬品を安心してご使用頂くために、自社製品に関する適正使用情報、学術情報などを医療関係者の皆様へ迅速かつ適切に提供できる体制を整えています。
MR教育研修では、特定の領域における専門知識を有したMRの育成のため、社内資格制度を設けています。また、患者やその家族に向けた情報発信もおこなっています。
(東和薬品HP https://www.towayakuhin.co.jp/generic/efforts/)
東和薬品の過去5年の平均年収は640万円
東和薬品株式会社が公表している最新の平均年収は649万円だったとのことです。
過去5期分の平均年収は640万円です。
(doda https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyIncome/j_id__00004948805/)
OPENWORK独自の算出方法による年齢別年収(年収データを基にした推定値と約80%の推定範囲、回答正社員52人、時期不明)では、
30歳平均年収574万円
35歳平均年収671万円 でした。
また職種では、
研究593万円
営業636万円
MR574万円
全体平均601万円 と記載されています。
(OPENWORK https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000000Fr3i&q_no=2)
東和薬品の福利厚生
福利厚生は口コミで評判でした。どのような福利厚生があるか見たいと思います。
育児休業
東和薬品は子育てしながら安心して働きつづけることができる企業を目指して「くるみんマーク」を取得しています。
口コミでは産休育休は取りやすく、育休復帰後、1年で産休に入っても特に責められない雰囲気になっているようです。
ただ男性の育休習得率はまだ低いようです。
育児休業は最大・子どもが3歳になるまで延長できます。
※くるみんマークとは「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けることができます。この認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」です
(厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/kurumin/index.html)
早期復帰祝金
「子が1年6ヵ月に達する日までに職場復帰した従業員には、一子につき50万円を支給する」というシステムを導入しています。
育児短時間勤務
子が小学校6年生終期まで短時間勤務ができるとしています。
ファミリーサポート休暇
この制度は「配偶者の出産・妊娠に起因する障害休養・子が在籍する学校又は地域などが実施する行事に参加する場合や要介護状態の家族の病気などにより看護が必要となったとき、1年間で5日間を限度として休暇を取得できる」ものです。
在宅勤務制度
小学校就学までの子を養育しているか、介護休業取得の対象となる場合、在宅勤務を認める制度も導入しています。
再雇用制度
「妊娠・出産および育児を理由として退職する従業員が、将来就業が可能となり復職を希望した場合、再雇用する」と言った制度があります。
薬剤師が転職を考え始めたら薬剤師特化型の転職エージェントを利用すべき
転職活動はしなくてはならないことが多く想像以上に時間を消費します。
また肉体的・精神的負担も相当にかかります。
退職後の転職活動も大変ですが、働きながらの転職活動はより大変で、効率よく行う必要があります。
製薬企業への転職は募集枠が少なく一般的に難易度が高くより力を入れて行う必要があります。
薬剤師が転職したい場合、薬剤師特化型の転職サイトを利用するのがおすすめです。
おすすめの薬剤師特化型転職エージェント
ここではおすすめの薬剤師特化型転職エージェントについて紹介します。
セルワーク 薬剤師
セルワーク薬剤師は、専門のアドバイザーによる転職サポートを無料で受けることができる転職サービスです。
専門のアドバイザーが、自身に合う求人をしっかり探し、自分が希望する条件を指定できる点も魅力的です。
細かく条件を指定できるので、雇用形態やエリアで行き違いが生じず、自分の希望に合う求人を探すことが可能です。
非公開求人も豊富で、その求人は好待遇なものが多いです。
マイナビ薬剤師
転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。
マイナビ薬剤師は親身にアドバイスをしてくれる事で有名で、高いサポート体制が評価されているようです。
・電話・メールのレスポンスが速く積極的に求人を提案してくれる
・転職者との面談でのサポート力を発揮する
・聞く能力が高く、こちらの条件を聞きしっかり合わせてくれる
といった高い評価を受けています。
ファーマキャリア
ファーマキャリアは、転職希望者の希望条件を聞き、それに合った求人を提案してくれる「オーダーメイド求人」を特徴とする転職サービスです。
希望条件に近い職場を見つけ出す、またはもともと条件の近い職場と交渉することによって条件に合った求人を作りだし提供してくれます。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは日本調剤グループが運営する薬剤師向け人材紹介サービスです。
日本調剤グループで培われたノウハウを活かして独自に新しい紹介先を探しており、紹介先企業のリサーチも積極的に行っているようです。
具体的な企業情報も考慮し転職をサポートしてくれます。
東和薬品はやばいのかどうかまとめ
- 東和薬品は実際にはやばくない
- 東和薬品はジェネリックに強みを持つ大手製薬会社
- おすすめの薬剤師特化型転職エージェントはセルワーク薬剤師
実際薬剤師で東和製品に好感を持っている・支持している薬剤師は多く、日経DI調査で支持率は上位3位以内でした。(R4年11月時点回答数2920、複数回答可。薬局、診療所で順位差あり)
(DIonline 薬剤師が選ぶ後発品企業の支持率ランキングhttps://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/monthly/202211/577156.html)
口コミを見ると給料・福利厚生についてはほとんど不満を言う人がいませんでした。
コロナ禍や他社GE事故のため、限定的かもしれませんが人手も不足しているようです。
専門知識のある人は即戦力として中途採用されている人もいるため、転職を希望する薬剤師は、どの部門に行きたいか、その部門ではどんなスキルが必要か研究し磨くのが望ましいでしょう。
東和薬品のホームページをこまめにチェックしたり、転職エージェントに登録し、情報が入ったらすぐに知らせてもらうことを心がける必要があると思われます。
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