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富士薬品はやばい?実際に働いていた人の評判や口コミを解説!

目次

富士薬品がやばいと言われる理由を解説

企業転職を考える場合、情報を得るため様々な企業情報を検索するのではないでしょうか。

そんな中で、「富士薬品」について「やばい」という口コミを見かけることがあります。

「富士薬品」が「やばい」と言われるのはなぜなのか。

実際にインターネット上に上がっている情報を整理してご紹介します。仕事の拘束時間が不安定

富士薬品の評価・口コミに「仕事の拘束時間が不安定」という声があります。

富士薬品は「配置薬」が代名詞とも言える会社であり、配置薬営業は決まったルート・エリアの担当顧客様を回って営業活動を行うスタイルです。

一人で担当する件数が多く、夜遅くまで仕事をすることが多い、顧客様が在宅していないと仕事ができないため顧客様都合で仕事時間が決まってしまうことがある、といった口コミも見られました。

しかし、慣れてくると、自分の裁量次第で17時に業務を終了させたり、土日の振替で平日を休むなどプライベートに合わせた業務の仕方ができるという声もあります。

ノルマがきつい

配置薬営業においては、「ノルマ」があるようです。

富士薬品の配置薬は置くのは無料、使った薬分だけ代金を支払うというスタイルのため、配置薬が使用されていなければ、利益が上がりません。

最近の配置薬営業は自社製品の健康食品の営業が重視されているようです。

達成できなければ、休日出勤や夜間勤務はもちろん、お盆や正月なども仕事をしなければならないとの口コミもありました。

歩合や評価によって給料の差が大きい

営業職は、歩合や評価によって給料の差がつくようです。

「歩合制のため、給与が不安定」「半年でノルマ達成できていないと給与が下がる」といった声があります。

「基本給+歩合制」というのは他の業界においても、営業職でみられる給与形態と言えます。

富士薬品はノルマが厳しいとの声もありますが、クリアして営業成績がいい人はしっかり給与で評価される仕組みになっているようです。

配置薬の必要性が減った

最近は「配置薬」自体の必要性が減っています。

Amazonなど通販サイトで薬が購入できること、ドラッグストアが増えたことなど薬を買うことのハードルが下がり、家に配置薬がなくてもいいといえる状況になりつつあります。

富士薬品は「配置薬」がウリの会社であり、配置薬の必要性が減っていることは会社自体の危うさを高める印象となってしまっているようです。

富士薬品の会社の概要を解説

「富士薬品」とはどのような会社なのか、概要を解説します。

薬剤師であれば、富士薬品といえば「配置薬」というイメージがあるのではないでしょうか。

やはり、配置薬販売事業を全国で展開していることが一番の特徴です。

また、ドラッグストアを展開し、医療用・一般用の医薬品製造の工場や新薬開発の研究所をもっており、「製販一貫体制」のビジネスモデルとなっています。

医薬品に関わるさまざまな事業を展開する「複合型医薬品企業」と言えるでしょう。

富士薬品の労働環境などを解説

富士薬品の労働環境について、口コミサイトでの情報などから解説します。

社風

社風については革新的というより保守的なコメントが多く見られます。

  • 経営陣が親族経営で、世襲制
  • 昔ながらの体制が変わっていない
  • 体育会系
  • 数字重視

しかし、配置薬販売という昔から続く伝統的な事業を続けつつも、自社で医療用医薬品の製造工場を持つ、研究所をもつなど新しい事業を拡大していることは事実です。

また、社員の健康サポートを行っている企業を認定する「健康経営優良法人ホワイト500」の認定、女性の活躍推進している企業を認定する「えるぼし」の最上位認定なども受けています。

昔からの事業・新しい事業と幅広く展開していると言えるかもしれません。

休日や残業について

職種によって有休のとりやすさ・残業には差があるようです。

ドラッグストア勤務ではシフト制のため、事前申請で希望休が通る、有休がとりやすいとの声があります。

営業職ではルートを回るのに夜遅くまでかかるという声もありますが、慣れてくると自分でスケジュールを調整できるようになり、自分の裁量で仕事をできるので良いというコメントもありました。

「富士薬品」全体として、特別残業が多い、休日が少ないというわけではなく、店舗ごとの事情・職種による事情によって左右されるということではないでしょうか。

富士薬品の年収事情について職種別に解説

「富士薬品」の年収事情をご紹介します。

それぞれの職種別により詳しく見ていきましょう。

配置薬営業

富士薬品公式ホームページ内の配置薬営業職の募集要項によると、新卒の月給は222,161円〜268,932円とされています。

この中に保障給60,000円(初年度〜2年目上半期60,000円、2年目下半期〜3年目上半期20,000円)を含むとのことです。

また、みなし残業手当も月間22.5時間分32,161円〜38,982円も含まれています。

さらに勤務地によって地域手当が追加されるとのことです。(以上、2020年4月実績より)

厚生労働省が発表している令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の調査結果では、大卒平均給与は210.2千円となっており、月給ベースで比較すると富士薬品の初任給はやや高いですね。

口コミ情報には、

  • ルートセールスのノルマに対する達成率などで個人業績はポイント評価される
  • 半年ごとに給与の見直しがある
  • いわゆるボーナス(賞与)はなく、半年ごとの個人の業績に合わせて給与に追加される

という情報がありました。

ボーナス(賞与)がないとなると、単純計算で年収は約300万円からのスタートです。

入社3年目後半以降保障給がなくなることで、個人の営業実績に連動する歩合制の影響が大きくなり、ノルマ達成すれば収入は多くなり、出来なければ減給となります。

手取り金額として月給は13万円程度まで下がるという情報もありました。

また、高収入のケースとして、営業職で年収750万円だったとの投稿がありました。

主任・所長と役職が付くことで手当が増え、収入も増えるようです。

ドラッグストア勤務

富士薬品は「セイムス」というドラッグストアを運営しています。

このドラッグストアでの総合職は、大学・大学院卒業見込みの方の初任給が月給207,000円となっています。

配置薬営業とは異なり、賞与が7月と12月で年2回あるとのことです。

口コミ情報では、一般社員が250万円台〜400万円台、店長クラスで350万円台〜500万円台、エリアマネージャーが450万円台〜600万円台が平均的な年収とのコメントがありました。

薬剤師

薬剤師の職場としては、グループ内の調剤薬局か調剤併設のドラッグストアになるようです。

募集要項では初任給が321,500円(基本給216,500円と薬剤師手当105,000円)となっています。

大手調剤薬局チェーンの「日本調剤」を見てみると、2023年募集要項にて全国エリアの薬剤師職の初任給が270,000円(基本給195,000円と薬剤師手当75,000円)ですので、月給ベースでみると、富士薬品の初任給は高いと言えるかもしれません。

口コミを見ると、月給自体は低くないものの、基本給の比率が低く、賞与が少ないとの声がありました。

富士薬品の薬剤師職全体平均年収は500万円台と思われます。

MR

富士薬品では自社で医療用医薬品の開発も行っており、現在2種類が販売されています。

大手医薬品企業も含め、MR職はコロナの影響・薬価が下がっている影響などから人員削減の流れがあります。

実際、富士薬品では2023年度の新卒募集がありません。

口コミサイトでは平均年収は600万円台と富士薬品の中で一番高収入の職種のようです。

全職種共通の福利厚生など

新卒採用の募集要項に以下の福利厚生が記載されています。

財形貯蓄、退職金制度、労働組合、サークル活動およびレクリエーション補助制度、会員制宿泊施設、自己啓発助成金制度、慶弔金、定期健康診断、育児短時間勤務制度、社員販売サイト…

内容は、事業規模の大きな会社として一般的な内容といえるのではないでしょうか。

自社で医薬品・健康食品を作っていることから、社員販売サイトがあることは特徴的ですね。

富士薬品の将来性

富士薬品の将来性について検討してみます。

富士薬品といえば「配置薬」というイメージですが、この配置薬販売については、将来性が明るいとは言い難い状況です。

通販サイトでの医薬品販売、ドラッグストアの増加により配置薬の必要性が減っていることだけでなく、現在配置薬を利用している顧客に高齢者が多いことも一因です。

また、これまで医薬品だけでなく、健康食品など取り扱い品目を変えていくなどの対策もとられていますが、コロナ禍では訪問営業のスタイル自体が難しくなったとも言えるでしょう。

しかし、近年、薬剤師業務として在宅業務が推進されています。

「訪問する」というスタイルを生かし、より社会的ニーズに合った業態への転換は可能かもしれません。

また、複合型医薬品企業をうたっている通り、富士薬品には他にも柱となる事業があります。

調剤薬局・ドラッグストアは2022年3月末時点で1,372店舗を展開しています。

ドラッグストア業界はまだまだ拡大を続けており、今後の経営方針によって富士薬品の将来性は変わるのではないでしょうか。

富士薬品で働いている人の実際の口コミを解説

実際に富士薬品で働いている人の口コミをいくつか抜粋します。

評価制度について

  • 個人の評価よりも店舗としての評価で賞与が決まる(ドラッグストア勤務)
  • 半年ごとの予算をクリアできないと給与は下がることも(営業職)

女性の働きやすさ

  • 産休・育休はとりやすいのでは
  • 子供がいる女性は配属などに配慮がある

ワークライフバランスについて

  • 休日出勤はないが、シフトより早く来て働く人・残業する人がいるのは事実
  • 休みはとれるので、プライベートの融通はきく

全体として、評価制度に関しては不満の声もある印象です。

しかし、子育てに対する理解・ワークライフバランスについては好印象との声もありました。

それぞれの職種・立場などで意見は変わるでしょうが、それはどんな企業でも同じでしょうね。

薬剤師が転職を考え始めたら

薬剤師が転職を考えた場合には、薬剤師特化型の転職エージェントを利用することをおススメします。

転職活動はさまざまな求人情報を比較し、自分にとってより理想的な求人を探すことから始まります。

転職エージェントに登録することで非公開の求人情報を手に入れられる、転職コンサルタントのサポートを得られるなど、メリットは多いです。

薬剤師特化型の転職エージェントといっても、それぞれ強み・特徴があります。

自分の希望を叶えてくれる転職エージェントを探すところから始めてみてはいかがでしょうか。

おすすめの薬剤師特化型転職エージェントはセルワーク薬剤師

薬剤師特化型の転職エージェントは数多くありますが、「セルワーク薬剤師」をご紹介します。

セルワーク薬剤師は全国約9万件の求人情報を扱っており、より多くの情報から自分の希望の求人情報を探すことができます。

勤務地・職種・雇用形態から求人情報を絞り込むことができるので、このエリアの求人情報はどのようなものがあるのか、年収はどのくらいなのかなど全体像をつかむのに利用しやすいでしょう。

薬剤師特化型転職エージェントなので、専門知識を持ったアドバイザーに相談したい方にもおすすめです。

まとめ

  • 「富士薬品がやばい」とネット上で言われているのは、「配置薬販売」についての情報が多いから
  • 富士薬品が実際にやばいと言う情報は少ない
  • むしろ育休や産休を取りやすい

「富士薬品がやばい」とネット上で言われているのは、「配置薬販売」についての情報が多いからかもしれません。

ノルマや仕事の拘束時間について、厳しい声があるのは事実ですが、コミュニケーション力がついた・ノルマ達成できれば給料も悪くなかったとの声もあります。

また、配置薬自体の必要性の低下が会社の評価を落とす一因でもあるようですが、複合的医薬品企業としてドラッグストア事業・医薬品製造業などさまざまな事業を展開しており、一律に「やばい」という評価をすることは難しいでしょう。

富士薬品を含む医薬品企業への転職を考える際には、薬剤師特化型の転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントへの登録は、非公開求人情報を含む多くの有益な情報を得られ、転職アドバイザーの力を借りることもできます。

ぜひ転職エージェントを利用して、自分の理想の転職を叶えましょう。

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この記事を書いた人

セルワーク薬剤師は90,000件以上の求人件数を誇る薬剤師のための転職・就職支援サービスです。
「求職者の方の希望に寄り添った提案」を心がけているので、利益重視で希望とかけ離れた条件の求人をごり押しはいたしません。
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