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麻薬取締官に転職するには?麻薬取締官から転職するには?両方解説!

目次

麻薬取締官に転職する方法

薬剤師の方の中には、公務員への転職を考えている方もいると思います。
そうなると、良く候補になるのは保健所や衛生局といった職場だと思いますが、それらの選択肢にはあまり惹かれない、という方がいるかもしれません。
また、特別公務員を狙っているわけではないけど、何か今までと違う職業を経験してみたいと考えている方もいるかもしれません。

そういった方にとって転職先の候補となるのが、麻薬取締官という職業です。

麻薬取締官は誰にでも務まる職業ではありませんが、もし興味が湧いた方は是非本記事を参考にしてください。

薬剤師資格があれば公務員資格はなくて大丈夫

「公務員ならば公務員の採用試験に合格している必要があるのではないか」と考えた方がいるかもしれません。
確かに本来であれば、公務員になるには公務員採用試験に合格し、資格を取得している必要があります。
しかし、麻薬取締官の場合、薬剤師資格を持っている方であれば、公務員の資格を持っていなくても働くことができます。

30歳以下の年齢制限がある

公務員資格を持っている必要はありませんが、30歳以下の年齢制限がある点には注意が必要です。
薬剤師の資格さえ持っていればいつまでも挑戦できるわけではないので、迷っている場合は早めに挑戦しましょう。

倍率は10~50倍

麻薬取締官の倍率は非常に高いです。
麻薬取締官は全国に300人程度しかおらず、これは「定員」として決まった人数になります。
そのため採用枠が非常に少なく、どれだけ優秀であっても他の候補者次第では落ちてしまうのです。
麻薬取締官を目指す場合は、しっかりと準備した上で挑戦しないと、合格を勝ち取る事は難しいでしょう。
生半可な覚悟で合格できる職業ではないのです。

麻薬取締官の資格を取得する方法

麻薬取締官として働くためにはどのような方法があるのか、ここでご紹介します。
薬剤師の方は既に挑戦する条件は満たしておりますが、条件を満たす他の方法や、条件を満たした後、実際に就職するまでの方法も紹介します。

資格の取得条件

麻薬取締官として働く資格を得るためには、まず条件を満たす必要があります。

①国家公務員採用一般職試験(大学卒程度試験)の「行政」または「デジタル・電気・電子」の第1次試験の合格者(ただし、最終合格者を採用の条件とします)。

②薬剤師または薬剤師国家試験合格見込みの者であり、条件1の受験資格を満たす者。(ただし、薬剤師国家試験合格見込みの者については、薬剤師免許を取得することが採用の条件となる。)

この2つの条件の内、どちらか一方でも満たしていれば、麻薬取締官として働くための前提はクリアになります。

資格の取得方法

条件を満たしている方は、麻薬取締官採用試験を受験する事が可能になります。
採用試験の流れとしては、一次で論文、適性検査、面接の3種類の選考を受け、通過した人は二次で再度面接を受けます。
これらの選考の結果優秀な成績を修めた人が最終的に採用となり、麻薬取締官として働くことになります。

麻薬取締官になったら全国転勤は覚悟しなければいけない

先ほどご紹介したように、麻薬取締官は全国でも極少数の限られた人数しかいない、少数精鋭の組織です。
加えて国家公務員という位置付けになりますので、全国転勤は覚悟しなければなりません。

麻薬取締官の仕事内容

麻薬取締官は具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。
なんとなく薬物関連の犯罪に対処しているイメージはあるけど、具体的な仕事内容をイメージできない、という方も多いと思います。
ここで具体的な仕事内容にはどのようなものがあるのかご紹介します。

不正薬物の捜査

まずイメージ通り、不正薬物に関係する犯罪の捜査を行っています。
一口に捜査といっても、その活動範囲は非常に広いです。

  • 空港や港での荷物検査を実施し、薬物が国内に侵入するのを防ぐ
  • 麻薬所持の疑いがある人物を調べ上げ、関係者や入手経路を調べること、
  • 容疑者を実際に取り押さえ、逮捕し、薬物を使用している証拠を押さえること

こういった仕事全てが麻薬取締官の仕事になります。
張り込みや尾行といった捜査のために、深夜や早朝まで勤務することもよくありますし、長時間勤務になることもあります。
また、厳密には警察とは異なる組織ですが、銃の所持や逮捕が認められているため、実際に犯人と対峙することもあります。

薬物濫用防止

不正薬物の捜査以外に、薬物濫用を防止するための活動も、麻薬取締官の仕事内容の一つです。
具体的には薬物の使用で逮捕された人を更生させたり、一般の方に向けて薬物の危険性を説明して薬物を使用しないように啓蒙したり、といった活動があります。

麻薬取締官の年収や福利厚生

麻薬取締官の年収や福利厚生はどのようになっているのか確認します。
麻薬取締官は国家公務員なので、かなり具体的なレベルまで待遇が公開されています。

麻薬取締官の平均年収は500~550万円

麻薬取締官の平均年収は500万円から550万円程度になります。

これは国が出しているデータなので、かなり精度の高いデータだと考えて大丈夫です。
麻薬取締官の平均年齢は50歳前後なので、50歳前後で大体この年収、ということができます。
仕事のハードさや就職難易度の高さを考えると、決して高い給料だとは言えません。
そのため、年収だけを考えて麻薬取締官になるのはおすすめできません。

麻薬取締官の福利厚生は優れている

国家公務員であるため、福利厚生は優れています。

一般企業にあるような産休や育休といった基本的な制度は備えています。
しかし、麻薬取締官という職業の特性上、どうしても残業が多くなってしまう点には注意が必要です。

深夜まで犯人の捜査を行う場合など、長時間の残業になることも度々あるでしょう。
残業代が支払われないサービス残業となるケースもあるので、そういった部分の待遇は良いとは言えません。

麻薬取締官に向いている人の特徴

ここまで、麻薬取締官になる条件や方法、難易度、仕事内容について紹介しました。
その内容を踏まえて、麻薬取締官に向いているのはどのような人なのでしょうか。

正義感のある人

麻薬取締官として働くには強い正義感が必要です。

紹介した通り、麻薬取締官は仕事内容の大変さを考えると決して良い待遇とは言えません。
それでも働き続けるには、お金や待遇といった要素とは違うモチベーションが必要なのです。
それが何かというと、自分が持つ正義感や使命感です。

「犯罪は許してはいけない」、「危険な薬物を社会からなくしたい」、「危険な薬物で悲しむ人を減らしたい」、こういった強い正義感を持ち、それを自分が実現するのだ、という使命感を持って仕事に臨める方は、きっと麻薬取締官として働き続け、活躍することができるでしょう。

心身ともにタフ

心身ともにタフであることも、麻薬取締官として働く上で大切な要素になります。

何度も言っている通り、麻薬取締官の仕事はとてもハードです。
勤務時間も長く、深夜や早朝の勤務もあります。
そういった捜査をこなす為には、十分な体力を備えていることが必要不可欠なのです。
自分が長時間の勤務に耐えられそうか、早朝や深夜でも働けそうか、考えておきましょう。

薬学・法学・ITの知識がある

十分な知識を備えていることも必要です。

麻薬取締官は仕事の特性上、病院や製薬会社の協力を受けて薬品そのものの検査をすることもあります。そのため、薬品に関する十分な知識を持っていなければいけません。

また容疑者に適切に対処するために、法学に関しての知識も必要になります。

更に、最近ではインターネットを介した薬物犯罪も増えているため、ITに関しての知識も持っているに越したことはありません。麻薬取締官として働くためには、様々な知識が必要になるのです。忙しい中で、必要に応じて新しい知識を勉強していかなければなりません。

麻薬取締官から薬剤師へ転職する方法

反対に、麻薬取締官から他の職業に転職するにはどうするのが良いのか、ここで紹介します。

【体験談】麻薬取締官が転職を考えたきっかけ

麻薬取締官としての勤務は長時間で夜中にも及ぶことが多く、休日の出勤も多くありました。
このままでは家族との時間を全然とれないと感じて、転職を決意しました。

転職エージェントに登録

まず転職エージェントに登録し、アドバイスを受けました。自分の経歴やできること、興味があることを伝え、自分のキャリアについて相談しました。
相談してからすぐに、エージェントがいくつか条件に合う求人を提示してくれました。
その中から特に惹かれるものをいくつか選択し、エージェントの協力を受けながら、その求人を受けるための準備を始めました。

面接にいく

書類選考を無事突破し、面接を受けに行きました。
面接も事前にエージェントと対策していたので、特に滞りなく、スムーズに受けることができました。
意識したのは、「自分のニーズと合っているかしっかりと確認すること」でした。
例え採用されても、仕事内容や勤務時間が想定と違っていたら転職の意味がありません。
そういった情報は面接官と念入りに対話し、事前に確認するようにしました。

採用

最終的に興味のあった求人から採用を貰うことができました。
勤務時間は短くなり、家族との時間を十分に取ることができるようになりました。
待遇も悪くならなかったので、満足のいく結果でした。

薬剤師として働く際の年収

薬剤師として働く場合、年収はどの程度になるのでしょうか。
職場によって平均年収が違いますので、職場ごとに紹介します。

製薬会社の薬剤師の平均年収

製薬会社の薬剤師の平均年収は、600万円から800万円程度になります。
製薬会社は最も給料が高い職場であり、就職する企業によっては平均年収が1000万円を超える企業も多くあります。
実際に転職を考えている場合は、企業が出している平均年収のデータも調べてみると良いでしょう。

ドラッグストアの薬剤師の平均年収

ドラッグストアの平均年収は500万円から700万円程度です。
製薬会社よりは少し落ちますが、ドラッグストアも平均年収が比較的高い職場です。
こちらも製薬会社と同様に、実際に働く企業によって平均年収にばらつきがありますので、事前に企業ごとのデータも参照してください。

調剤薬局の薬剤師の平均年収

調剤薬局の平均年収は450万円から600万円程度です。
調剤薬局は若いうちはスムーズに昇給しますが、30代半ば頃からあまり昇給しなくなる、という賃金構造の所が多いです。
その年代以降から更に昇給を狙う場合は、管理薬剤師になるなど、上の役職に就くことが必要になります。

病院の薬剤師の平均年収

病院の平均年収は400万円から600万円程度です。
薬剤師が働く職場の中では給料が低めな傾向にあります。
しかし、病院勤務の場合は夜勤がある可能性もあるため、夜勤で上手く働くことができれば割の良い働き方ができるでしょう。

おすすめの薬剤師特化型転職エージェントはセルワーク 薬剤師

転職を考えている薬剤師の方は、薬剤師の転職に特化した転職エージェントを利用することを強くおすすめします。その中でも特におすすめなのが、「セルワーク薬剤師」です。

セルワーク薬剤師の強みは2つあります。

一つ目は、検索条件を非常に細かく指定して求人を探すことができる点です。
市町村単位での勤務地指定はもちろん、病院や薬局といった職場の種類や、正社員やパート、派遣といった雇用体系についても細かく指定して求人を探すことができます。
細かく条件を指定することで、自分のニーズにピッタリ合った求人を見つけることが可能です。

二つ目は、エージェントに無料で相談することができる点です。
薬剤師の転職に特化したエージェントに無料で相談することができるため、信頼できる求人を紹介して貰えますし、選考の対策も抜かりなく行ってくれます。
無料なので、転職する意思が明確に決まっていない方でも気軽に相談することができます。
自分の市場価値や適正年収を教えて貰えるので、自分のキャリアについて考える良いチャンスになること間違いなしです。

まとめ

  • 麻薬取締官になるには薬剤師資格があれば公務員資格はなくて大丈夫
  • 麻薬取締官の転職倍率は倍率は10~50倍
  • 麻薬取締官から薬剤師へ転職する方法は転職エージェントに登録するのが良い
  • おすすめの転職エージェントはセルワーク 薬剤師

本記事を最後までご覧頂き、ありがとうございました。
麻薬取締官は就職難易度が非常に高く、仕事内容もハードな職業ですが、強い正義感を持った方ならやりがいを持って働く事が可能です。
また、麻薬取締官に限らず転職を考えている場合は、薬剤師の転職に特化した転職エージェントを利用することを強くおすすめします。きっと大きな力になってくれるでしょう。

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この記事を書いた人

セルワーク薬剤師は90,000件以上の求人件数を誇る薬剤師のための転職・就職支援サービスです。
「求職者の方の希望に寄り添った提案」を心がけているので、利益重視で希望とかけ離れた条件の求人をごり押しはいたしません。
もし入社後に「入社前に聞いていたことと違う」と感じられた場合、アドバイザーにご相談いただければ求職者様に代わりアドバイザーが就職先にお伝えするなどアフターフォローも行っております。

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