フロンティアはやばいの?評判や口コミを紹介!
今回は「フロンティア」についてご紹介していきます。
フロンティアというと、介護や看護、福祉系の事業を展開しているイメージが強いかもしれませんが、保険薬局分野にも積極的に進出しており、関西圏を中心に、「フロンティア薬局」を多数展開しています。
調剤薬局は薬剤師が働く代表的な職場の1つなので、フロンティアへの就職、転職を検討している方も多数いるのではないでしょうか。
調剤薬局は運営している企業、店舗数も非常に多いです。
調剤薬局全体の中でもフロンティアはどのような特徴を持っているのか、ここでご紹介していきます。
(参考:https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C1000000TXRRL)
良い口コミ・評判
まずはフロンティアで働く薬剤師の方からOpenWorkにて寄せられた、良い口コミをご紹介します。
良い口コミとしては、研修制度が充実していること、キャリアアップまでの道筋が見えやすいこと、女性でも働きやすい職場であること、などが多く見られました。
特に研修制度やキャリアパスに関連した高評価が多く、薬剤師としてスキルアップを狙う人にとってはうってつけの職場だと言えそうです。
研修制度が充実していますし、自分の希望に応じて昇進咲きの役割(マネージャーや教育係など)を選択することができる制度もあるので、自分の目指す将来像に向けて最適なキャリアパスを選択していくことができる職場であるようです。
悪い口コミ・評判
反対に悪い口コミとしては、残業時間、有休取得に関するものが多く見られました。
残業時間や有休取得については店舗によって大きく異なる点ではありますが、口コミを見る限りでは多くの店舗で人手不足の傾向があるようです。
人手不足の店舗では残業時間が長くなりがちで、有給休暇も希望通りに取得することが難しくなる為、結果として多くの薬剤師の方が労働環境に不満を抱いていることがわかります。
酷い店舗だとサービス残業が見られる所もあるようなので、転職する際には十分気を付けて情報を収集する必要があります。
フロンティアの事業内容
冒頭でも軽く触れましたが、フロンティアは保険薬局だけでなく、様々な事業に着手している企業です。
薬剤師の方が勤めるのは保険薬局分野になるとは思いますが、企業理解の一環として、他にどのような事業に着手しているのかご紹介します。
保険薬局
まずは本記事で主に取り上げる保険薬局事業です。
フロンティアは保険薬局として「フロンティア薬局」を運営しており、関西圏を中心に150以上の店舗を持っています。
関西圏が中心ではありますが、全国的に店舗拡大を狙っており、千葉県に第二本社を構えています。
現在では店舗数は近畿地方が一番多いものの、全ての地方に店舗を構える全国チェーンとなっています。
仕事内容としては一般的な調剤薬局と同様、病院からの処方箋を受け取りその通りに医薬品を処方したり、処方した医薬品の服薬指導を行ったりします。
福祉用具・住宅改修
フロンティアは福祉用具や住宅改修分野でも事業を行っています。
車椅子や介護ベッドのような福祉用具のレンタルや販売、メンテナンスの提供や、ニーズに応じた住宅改修の提案、施工も実施します。
福祉や介護といった分野の周辺を総合的にカバーする事業となっています。
介護・看護サービス
福祉、介護分野の一環として、介護、看護サービスそのものも提供しています。
サービス内容は多岐に渡り、居宅介護支援(ケアプラン)や訪問介護(ホームヘルパー)、訪問看護、通所介護(デイサービス)を提供しています。
利用者のニーズに応じた最適な手段での介護を、全てフロンティアでサポートできるようになっています。
住宅系介護サービス
フロンティアでは住宅系の介護サービスも提供しており、生活全般に渡って利用者をサポートできるようになっています。
具体的な事業内容として、サービス付き高齢者向け住宅や、グループホームを運営しています。
フロンティアの教育や研修制度について
良い口コミでも多数見られたように、フロンティアは薬剤師の教育に力を入れています。
薬剤師としてスキルアップを狙う方にとっては魅力的な職場だと言えるでしょう。
具体的にはどのような研修制度、教育制度があるのか、ここでご紹介します。
新入社員研修
フロンティアでは、新卒で入社するとその後一年間に渡って新入社員研修が実施されます。
まずは社内ルールや社会人のマナーといった基本的な事項から始まり、時期に応じて関連法規、薬歴記載等の専門的な内容へと進んでいきます。
また5月に現場に配属となり、その後は先輩社員によるOJTが実施されるため、現場での業務経験も積むことが可能です。
順番に必要な能力が身につけられるように研修スケジュールが決まっている為、社会人なりたての方でも無理なく、薬剤師としての基礎を身につけられるようになっています。
また2年目と3年目にもそれぞれテーマが決まった研修が用意されています。
3年目までに社会人、及び薬剤師として必要になる能力を満遍なく習得できるようになっています。
専門認定薬剤師資格取得サポート
またフロンティアでは、専門認定薬剤師資格の取得サポートも受けることが可能です。
専門薬剤師、認定薬剤師とは、薬剤師の中でも特に「ある分野」に専門的なスキル、知識を持つ人のことで、認定されるには分野ごとに用意された資格に合格する必要があります。
フロンティアでは専門性を獲得するためにそういった上位資格の取得を奨励しているため、資格取得に向けて様々な面でサポートを受けることが可能です。
その他
その他にも、社内認定試験制度、管理薬剤師研修、eラーニング、通信教育、メーカー勉強会、多職種連携研修など、フロンティアでは多くの研修制度、教育制度が用意されています。
様々な制度を利用することによって、効果的に薬剤師としてのスキルアップを実践することが可能です。
フロンティアでのキャリア
フロンティアで働く薬剤師は、希望に合わせて多様なキャリアパスを歩むことが可能です。
最も一般的なパターンは、副薬局長、管理薬剤と現場で昇進していき、その後は順にエリアマネージャー、支店長、とより俯瞰的な視点が求められる仕事を経験した後、経営層にまわる、というキャリアパスです。
しかし必ずしもこのキャリアパスが絶対な訳ではなく、自分の希望によって選択肢があります。例えば、自分の状況に応じて全国勤務か地域勤務を選択し、それに対応した立場に就くことも可能です。
他には、エリアマネージャーを経験した後、1度本社のスタッフとして本社勤務を経験する事も可能ですし、管理薬剤師として現場での経験を積んだ後、その経験を活かして本社の教育担当になることも可能です。
今までの経験を活かして、自分の状況に合わせたキャリアパスを描くことができます。
フロンティアの年収
フロンティアに就職する場合、コースによって期待できる年収が大きく変わります。
コースには全国転勤ありの総合Aコース、希望する地域内での異動がある総合Bコース、自宅から通勤可能な範囲での配属となるエリアコースの3種類があります。
新卒で入社した場合、総合Aコースで月収28万から35万、総合Bコースとエリアコースで月収25万から29万程度が目安です。
中途入社の場合、年収は就職時点でのキャリア、年齢、スキル等によって変わります。
しかしフロンティアの薬剤師の平均年収は400万から500万円程度の間であるため、この範囲内に収まることが大半です。
また中途入社の場合、エリアコース扱いとして採用される場合が大半ですが、人事と相談することで総合Aコースとなり年収を上げることも可能となっています。
フロンティアの福利厚生
フロンティアの福利厚生はどうなっているのでしょうか。
具体的にどのような制度があるのか、ここでご紹介します。
住宅手当
フロンティアでは自宅から通勤する場合、世帯主であれば月17000円の住宅手当が支給されます。
また、自宅から通えないエリアへの配属となった場合も、月8000円で借り上げ社宅に住むことが可能です。
自分の勤務状態に合わせて手当を受けることが可能なので、遠方に配属になったとしても安定した手取り金額を得ることができるようになっています。
企業年金
フロンティアでは企業型の年金も用意されています。
勤務期間に応じて積み立てられていく年金で、退職時に一括で受け取ることも可能ですが、将来のために分割で受け取る事も可能です。
働きながら自動的に老後の資金を確保することが可能です。
引越支度金
転勤に伴い引っ越しが必要になった場合、フロンティアでは支度金が支給されます。
金額は単身の場合基本給の40%、家族同伴の場合基本給の80%となります。
また引っ越しの際の引っ越し代と、敷金、礼金は全額会社が負担してくれますし、引っ越しの為の特別休暇もあります。
奨学金返済サポート
全国転勤が可能で、且つ奨学金がある社員は、別途選考を通過することによって、入社月から毎月5万円の奨学金返済サポートを受け取ることができます。
期間は最大5年間で、額は300万円となります。
選考があるため誰でも利用できる制度ではありませんが、対象に選ばれることができれば非常に魅力的な制度です。
勤務地を選べる
先ほど年収の際に少し触れましたが、フロンティアでは勤務地をある程度選択することが可能になっています。
具体的には全国転勤可能な総合Aコース、希望のエリア内で転勤が可能な総合Bコース、転居を伴う異動がないエリアコースの3種類から希望のコースを選択することが可能です。
薬剤師が転職を考え始めたら薬剤師特化型の転職エージェントを利用すべき
転職を考えている薬剤師の方は、薬剤師に特化した転職サイトを利用することをおすすめします。
医療業界は一般的な職業とは異なる点も多い、特殊な業界となっているので、普通の転職サイトでは情報収集やキャリアアドバイスなどの面で不利となってしまうかもしれません。
薬剤師に特化した転職サイトなら、特徴の多い医療業界についても熟知しているため、多くの点において普通の転職サイトよりも有利に動くことが可能になります。
おすすめの薬剤師特化型転職エージェント
ここで、薬剤師に特化した転職エージェントの中でも、更におすすめできるものをご紹介します。是非参考にしてみてください。
セルワーク 薬剤師
セルワーク薬剤師は、検索条件を細かく指定できる点と、エージェントに無料で相談できる点が強みの転職エージェントです。
細かく条件を指定することで、自分の希望にピッタリ当てはまる求人を見つけやすくなっています。
またエージェントに無料で相談できるので、転職の意思が固まっていない方も、自分のキャリアについて気軽に相談することが可能です。
1度相談してみることで、転職も含めた自分のキャリアの可能性に気付くことができるでしょう。
マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は、大手マイナビグループが運営する薬剤師専門の転職エージェントです。
マイナビは他にも医師や看護師専門の転職エージェントを運営しているため、医療業界へ深いコネクションを持っています。
またグループ全体で数多くの実績を持っているため、初めての転職に不安がある方もサポートを受けながら安心して転職に挑戦することが可能です。
ファーマキャリア
ファーマキャリアは、自分の希望に合った求人をオーダーメイドで用意してくれる転職エージェントです。
希望者のニーズに合わせて求人先と交渉することで、ニーズにピッタリと合った新しい求人を用意してくれます。
他では見つけられなかった希望通りの求人も、ファーマキャリアを利用すれば見つけることができるでしょう。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは、薬局チェーンの大手である「日本調剤」が運営する転職エージェントです。
医療業界とのコネクションが深く、組織力を活かして多くの求人を用意しています。
日本調剤というバックがあるからこその求人もあるので、ここでしか見つけられない求人も数多く存在しています。
まとめ
フロンティアは研修、教育制度と福利厚生が特に充実した職場となっています。
薬剤師としてのスキルアップや、自分の働き方の理想の実現に大きな関心がある方は、フロンティアへの転職を検討してみることをおすすめします。
転職活動の際は、フロンティアも含めて、薬剤師専門の転職エージェントを利用して情報を集めるようにしましょう。
きっと希望に合った魅力的な職場を見つけることができます。
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