クスリのアオキはやばい？評判や口コミをまとめてみた
転職活動をする際、候補となる企業の評判をネット検索することがあるかもしれません。
ドラッグストアチェーンの「クスリのアオキ」を検索してみると、「やばい」というワードが出てくることがあります。
この情報の信憑性はどうなのか、会社としての実態はどうなのか、薬剤師として働く場合の評判・口コミを調べてみます。
参照：https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0910000000Fqv3
クスリのアオキの良い評判
クスリのアオキの良さに「キャリアアップのスピード感」を上げる声が多く聞かれます。
早い人では入社2年目から薬局長・管理薬剤師になる場合もあるようです。
また、新店舗を増やしているため、若いうちから薬局の新規立ち上げに関われたという口コミもありました。
やる気があり、やりたいことに声を上げる人に対しては、若手でも幅広い経験をできる環境のようです。
また、ドラッグストアの薬剤師職としては「給与が高い」という評価もありました。
クスリのアオキの悪い評判
クスリのアオキに関して、よく見られる悪い評判が「人手不足」というものです。
その原因は新店舗の出店ペースが早いことによるようです。
出店ペースに対し、人員の採用や配属、育成が間に合っていないという口コミが多数見られました。
また、引っ越しを伴う「転勤が多い」というコメントもありましたが、これも新店舗ができることが転勤のきっかけになっているケースが多いようです。
クスリのアオキを退職した人の理由
「クスリのアオキ」を退職した薬剤師の理由を見てみると、多くの人が「人手不足」を理由にあげています。
人手不足により、仕事が増え、残業が多くなる状況がなかなか改善されず、退職を決意したという声は多いです。
特に店長など責任ある立場になると、他店の応援や休日出勤にも対応せざるを得ないケースも多く、ワークライフバランスをとることが難しいとの声もありました。
若手で独身のうちはいいものの、特に、家庭をもち子供ができるなど自身のライフスタイルが変化する中では、この仕事を続けられないと判断する方もいるようです。
また、「異動」の頻度を上げる声も多く聞かれます。
ひとつの店舗で腰を据えて仕事ができないため、患者様との信頼関係を築くことが難しかった、薬剤師としてのやりがいを感じられなかったという方もいます。
また、クスリのアオキは、若手のうちから薬局長・管理薬剤師になることができ、他社の同期薬剤師より経験が豊富な場合があります。
このことは、転職市場において自分の強みとなるとも言え、転職の後押しとなることもあるようです。
クスリのアオキがやばいと言われる理由
どのような会社でもそうですが、「クスリのアオキ」においても「いい評判」「悪い評判」両方があることがわかります。
ここでは「クスリのアオキ」が「やばい」と言われる具体的な内容について、情報を確認してみましょう。
悪い評判がある？
「クスリのアオキ」に関するネット上の情報の中には、悪い評判もあります。
目立つのは「人手不足」「転勤が多い」「ワークライフバランスが取りにくい」などの声です。
しかし、「給与がよい」「社宅手当が充実している」「キャリアアップが早い」など良い評判もあり、どの会社でも同様、判断する人次第というのが実態ではないでしょうか。
ネット上の悪い評判は、書いた人・書いた時期など情報があいまいな部分も多く、あまり鵜呑みにしすぎない方がいいかもしれませんね。
残業が多くてブラック？
「残業が多くてブラック」という情報は必ずしも当てはまらないと言えます。
クスリのアオキの薬剤師採用には「キャリアアップ重視型」「ワークライフバランス型」の2つのプランが用意されています。
キャリアアップ重視型はもともと1日1時間程度の計画残業を含み、年収600万円程の見込みとなっています。
残業をすることが前提ではありますが、しっかり給与として反映され、自分で納得した上で選択できるシステムであるため、いわゆる「ブラック」ではないのではないでしょうか。
出店ラッシュで離職率が高まる？
ここ数年、クスリのアオキは出店ラッシュと言える状況なのは間違いありません。
ドラッグストア業界全体としても市場規模が拡大し続けています。
その結果、人員の採用・配属・育成のスピードと出店ペースが合わず、「人手不足」との口コミがドラッグストア業界全体で見られます。
「クスリのアオキ」は出店ペースが業界内でもトップクラスのため、特に「人手不足」を指摘されやすいようです。
薬剤師の転職において、ドラッグストア間での転職活動はこれまでの経験・スキルを活かしやすいため、比較的やりやすいと言えます。
今後も「クスリのアオキ」の出店ラッシュが続き、人員補充が追いつかない状況となると、同業他社への転職など離職率が上がる可能性がありそうですね。
クスリのアオキ同業界の他社を比較
「クスリのアオキ」は石川県を本拠地とし、北陸地方では知らない人がいないほど地域に根付いたドラッグストアです。
近年、スーパーを買収し生鮮食品を強化しており、高齢者の多い地方ではライフラインともなっています。
このように食料品の取り扱いを重視するドラッグストアのパイオニアと言えるのが「コスモス薬品」です。
この2社の現在の大きな違いは調剤薬局の併設率と言えます。
これまで、コスモス薬品は調剤薬局併設店舗は少なく、特に食料品やプライベートブランドの販売を重視していましたが、2022年度以降、調剤薬局併設の店舗を増やしていくとのコメントも出しています。
また、クスリのアオキは2022年5月時点で57％の調剤薬局併設率を、2026年5月期に70％まで高めるビジョンを掲げています。
労働環境は大手に匹敵している
「クスリのアオキ」は2022年2月時点で、23都府県に計801店舗を運営しています。うち、調剤薬局併設店舗は460店舗です。
2021年度の売上高ではドラッグストア業界で10位とされています。
業界トップはウエルシアホールディングスですが、採用情報を比較すると労働環境・条件に遜色ないことがわかります。
正社員薬剤師職のひと月の総労働時間はクスリのアオキが160〜176時間、ウエルシアが平均166時間です。
また、給与はクスリのアオキが345,000円、ウエルシアが355,000円とそれほど差が見られません。
クスリのアオキの労働環境は大手に匹敵する部分もあると言えるでしょう。
店舗展開を積極的に行っている
「クスリのアオキ」は店舗展開を積極的に行っていることがひとつの特徴と言えます。
店舗数はこの10年で約4倍、調剤薬局だけでみると、2010年に52店舗だったのが2022年には460店舗と12年で約8倍です。
また、近年は生鮮食品に力を入れるなど扱う商品の内容を広げ、より地域のお客様の利便性を高める取り組みを積極的に行っているようです。
現在は「ビジョン2026」という経営計画を掲げ、ドミナント出店を拡大することや、調剤薬局併設率を高めることを目標としています。
薬剤師が転職を考え始めたら
薬剤師が転職を考え始める際には「薬剤師特化型の転職エージェント」を利用すべきです。
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おすすめの薬剤師特化型転職エージェント
薬剤師の転職活動におすすめの「薬剤師特化型転職エージェント」をご紹介します。
「薬剤師特化型の転職エージェント」と言っても、多くあります。
それぞれ強みや特徴があるので、まずは自分に合った転職エージェントを探してみることから始めましょう。
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アドバイザーの力を借りて転職活動を進めたい方にはおすすめです。
ファルマスタッフ
大手調剤薬局「日本調剤」のグループが運営する薬剤師転職エージェントです。
他の転職エージェントでは少ない、「派遣求人」を多く扱っていることが特徴のひとつです。
また、日本調剤のノウハウを生かした教育サービスが受けられるため、転職活動をしながら勉強の機会がほしい方におススメです。
まとめ
- クスリのアオキは実際はやばくない
- むしろ労働環境は大手に匹敵している
- おすすめの薬剤師特化型転職エージェントはセルワーク薬剤師
「クスリのアオキ」は発展するドラッグストア業界の中でも、さらにハイペースで新店舗の出店を続けて業務を拡大しています。
成長するドラッグストアで自分も多くの経験をしてみたい！と思う方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ転職エージェントも利用して、自分の理想の転職を叶えましょう。
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