ザグザグはやばいの？評判や口コミを紹介！
岡山県を中心に、184店舗を展開するドラッグストアであるザグザグ。
多くのスタッフを抱えるため、良い口コミも悪い口コミも存在します。
薬剤師以外も含めてですが、残業時間18.7時間/月、有給消化率48.8％という数値はドラッグストア業界では標準的なレベルでしょう。
（この数値は2022年11月のオープンワーク上のデータで、会社からの公式発表ではありません）
以前は創業者が代表取締役でしたが、現在はナチュラルホールディングス（西日本を中心に展開するドラッグストアグループ）の代表取締役社長がザグザグの代表取締役も兼ねています。
創業者には後継者がいなかったため、日本ドラッグチェーン会を通じて親交のあったナチュラルホールディングスに株式が譲渡されたということです。
創業者が一代で成長させたドラッグストアから、西日本では大きな勢力をもつドラッグストアチェーンの一員となったため、以前とは制度が変わった部分もあるようです。
ザグザグの良い評判
良い評判は「女性の育休取得や、復帰後の体制が整っている」「社員割引購入制度があり、買い物料金が割引される」「入社後に努力次第で希望の部門に進むことができる」などがありました。
ザグザグのホームページでも、「育児休暇は対象者の100%が取得」と明記されており、子供がいる女性への手厚い支援は好評です。(※1)
- 売り上げ、粗利、販管費などといった経営に関する視点を持つことができました。（薬剤師 在籍3～5年 中途入社 男性）
- 女性も働きやすいと思います。産休育休取ってる人が多いです。産休育休の復帰後も時短勤務が3歳まであるので家庭との両立もしやすいと思います。時短社員も多くいます。有給も取りやすい環境です。（店長 在籍3～5年 新卒入社 女性）
- 地域密着型の企業として、その地域では誰もが知ってる企業。努力次第では本部のバイヤーになれたり、ステップアップできる環境はある。（店舗スタッフ 中途入社 在籍5～10年 男性）
参照：https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C10000011UVGy
ザグザグの悪い評判
悪い評判として、社長が変わってからの変化についてや、会社支給の携帯電話に関する不満などが見られました。
- 前の社長の時は自由にやらせてもらえる仕事も多かったですが、社長が変わってからはノルマばかりでしんどいです。店舗にもよりますが、雰囲気のいい店舗と悪い店舗の差が激しいです（店長 在籍3年未満 新卒入社 女性）
- 店長や本社スタッフは会社支給の携帯を持つ。年中無休で鳴るため、オンオフの切り替えができず気が休まらない（店長 新卒入社 在籍5～10年 男性）
参照：https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C10000011UVGy
給与に関する評判
ザグザグの薬剤師の年収は調剤経験3年の場合 30歳600万、40歳700万円（薬局長）と提示されています。（※2)
評判を見ると、ザグザグには退職金制度がないため給料が高いとあり、募集要項にも「退職金制度」の文字は見当たりませんでした。
給与で先に貰えて嬉しいと思うか、退職金が無くて辛いと思うかは評価が分かれるところです。
- 給料は他企業と比べると高いと言われることが多い。しかしその分退職金がない事も知られているので、どれだけ頑張っても最後に返ってくるものがないのは辛いと思う。
（販売スタッフ 在籍5～10年 新卒入社 女性）
ザグザグ薬局 総社真壁店 求人情報より
（※2)[年収例]調剤経験3年の場合、30歳600万円、40歳700万円/薬局長
https://zagzag-recruit.net/jobfind-pc/job/All/59847
口コミ出典：オープンワークhttps://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0C10000011UVGy&q_no=1
ザグザグで働くことをおすすめしたい人
ザグザグで働くのにおすすめな人は以下の通りです。
女性の多い職場で働きたい人
ザグザグは女性の多い職場で働きたい人におすすめです。
ザグザグはヘルスアンドビューティーの接客を重視して成長してきたこともあり、化粧品の取り扱いも豊富。
ビューティーアドバイザーも積極的に採用している、女性の多い職場です。
女性が多いと共通点も多く、悩みも相談しやすいです。また、気遣いや心くばりを学べたという声もありました。
そのため、女性が多い職場で働きたい人に、ザグザグは向いていると言えるでしょう。
接客が好きな人
重要なのは「接客が好きな人」であることです。ザグザグの薬剤師は調剤・服薬指導業務だけでなく、OTC業務もこなします。
服薬指導も接客ですが、OTC業務はさらにレベルの高い接客が必要です。
どんな薬が欲しいかを聞き取ることから始まり、化粧品やサプリメントの相談、果ては生活全般の相談に発展する事も。
患者さんも「処方された薬の説明を聞く」という服薬指導より、「どの薬を買おうかな」となるOTC販売の方が、世間話の延長のような気安さがあります。
ザグザグは地域密着型の企業なので、お客さんとの心理的距離が近いのも特徴です。
お客さんとの会話を楽しめる、接客好きな人にザグザグは向いていると言えるでしょう。
ザグザグでへの転職を検討する上で考えておきたいこと
ザグザグへの転職を検討するうえで薬剤師が考えておきたいことは4つあります。
身だしなみについて
接客業なので、身だしなみには一定の配慮が求められます。
ズボンは黒か紺、ジーンズNG、髪色も9番程度が目安と言われているようです。
一般的な調剤薬局と大きく変わらないレベルですが、清潔感のある身だしなみが求められます。
人間関係について
人間関係は良好な店舗が多いです。
女性が多い職場のため、和やかなムードで仕事が進むことが多いです。口コミでも「先輩社員とのコミュニケーションが取りやすい」といった好意的な口コミが目立ちました。
ただし、人間関係はこじれると厄介です。運の要素があることは否めません。
あいさつや基本的なコミュニケーションをしっかりと取り、円滑な人間関係を築くように心がけましょう。
接客について
ドラッグストアなので、接客スキルが求められます。ザグザグは採用に当たり「コミュニケーション能力」と「向上心」を重視しています。
これは、お客さんと積極的にコミュニケーションを取ることを求めているからです。
また、ザグザグは「成果主義」な面が強い会社です。
自社の推奨する医薬品や化粧品の売り上げが良いと、賞与や査定で有利になります。売上を伸ばすには、積極的にお客さんに声を掛けて、コミュニケーションを取る必要があります。
お客さんが手に取った物を会計するだけでなく、積極的に接客し、お客さんのニーズを汲み取った提案をしていくことが求められる会社です。
パートやアルバイトで働く場合のシフトの融通について
女性が多いため子供の発熱などは「おたがいさま」という理解があり、休みは取りやすいです。
総合薬剤師のパートは、9時〜19時（一部店舗は8時〜20時）のシフト勤務です。
一般用医薬品を販売するために、ドラッグストアのシフトは薬剤師か登録販売者が常に店舗にいるように組まれます。そして、ザグザグの店舗は調剤単独店、ドラッグストアに調剤が併設された店舗、OTCのみの店舗の3種類です。
店舗の業態により在籍する薬剤師の数が違いますが、休みは比較的取りやすいと言えるでしょう。
薬剤師が転職を考え始めたら
転職を考え始めたら、薬剤師特化型の転職エージェントを利用しましょう。
薬剤師特化型のエージェントは、総合型の転職エージェントよりも業界の内情に詳しく、条件の交渉や気になることの確認などの細やかなサービスを提供してくれます。
無料で利用できるので、転職を考え始めたら薬剤師特化型の転職エージェントに登録しましょう。
おすすめの薬剤師特化型転職エージェント
おすすめの薬剤師特化型転職エージェントを紹介していきます。
セルワーク 薬剤師
セルワーク薬剤師は、日本最大級の求人が掲載されており、その数は9万件以上。
多くの求人から希望の働き方を細かく検索する事ができるので、自分にあった職場を見つけやすいのが特徴です。
コンサルタントのサポート体制も充実しているので、ぜひチェックしたい薬剤師特化型転職エージェントです。
マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は、業界大手のマイナビが運営しています。
顔を見ての面談を大切にしており、全国各地に拠点があるため実際に会って相談したい人におすすめです。
ファーマキャリア
ファーマキャリアは「オーダーメイド求人」を特徴とする転職エージェントです。
ヒアリングした内容をもとに、条件の合う職場にあらかじめ交渉した求人が提示されます。
転職にあたっての条件が多い人におすすめです。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは調剤薬局大手「日本調剤」のグループ会社で、薬剤師専門として22年という長い歴史があります。
派遣薬剤師も手掛けるため、業界動向を踏まえたアドバイスに定評がある転職エージェントです。
まとめ
- 実際はザグザグはやばくない
- 女性の育休取得や、復帰後の体制が整っている
- おすすめの薬剤師特化型転職エージェントはセルワーク薬剤師
ザグザグは地域密着型のドラッグストアとして、お客さんに美と健康を届け、より豊かな生活のサポートを目指している企業です。
他社の資本参加や業務提携により、昔とはやや社風が変化した部分もありますが、お客さんに出来る限りの価値を提供すると言う理念は今も続いています。
女性が多く、働きやすい職場としての評価も高いので、転職を考えている方は検討してはいかがでしょうか。
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