薬剤師の人間関係に悩む理由と転職活動する際の注意点

人間関係相談転職

2021年11月19日 掲載

薬剤師
薬剤師

どこの職場でも人間関係の悩みは尽きないね。実際どんな内容で悩んでいて乗り切っているんだろう?

職場によって悩みは千差万別だね。対処法も踏まえて話していくね。

セルバ
セルバ

今回は、薬剤師が職場の人間関係に悩む理由と、転職活動をする際の注意点についてご紹介します。

悩んでいる薬剤師、転職を検討している薬剤師はぜひ最後までご覧ください。

薬剤師の人間関係に悩む理由と対処法について

人間関係が辛い

薬剤師の転職理由でよく挙げられるのが、人間関係への悩みや不満です。限られた空間で長時間働くことが多い薬剤師は、狭い人間関係の中で悩むことが多々あるようです。

今回は、薬剤師が人間関係に悩む理由を職場別にお伝えするとともに、職場での人間関係に悩んで転職を考えている方に向けて、今から実践できる対処法や、転職時の注意点についても簡単にお伝えしていきます。

【職場別】人間関係で悩む理由とは

薬剤師が職場で人間関係に悩む理由は人によりさまざまであり一概には言えませんが、職場によって共通するものとそうでないものがあります。

薬剤師が人間関係で悩む理由を職場別に見ていきましょう。

病院の場合

病院薬剤師

調剤薬局やドラックストアなどの職場とは違い、病院での薬剤師勤務は医師や看護師など他職種とともにチーム医療で治療に当たるため、関わる人が多くなる分、人間関係も複雑になります。院内の薬剤部門だけで考えると、限られた人数・狭い空間という点では調剤薬局と同様ですが、医師や看護師とのコミュニケーションが頻繁に行われるために、院内での立場関係によっては細かい気遣いや配慮が求められることもあります。

また、部署によって忙しい時間帯が異なるため、連絡事項を伝えるタイミングを計る必要があったり、患者さんへの服薬指導を行う際には、他職種の業務との兼ね合いを見ながら行動しなければいけません。時間的にも制約を受けることが多いのが、病院薬剤師です。

さらに、他の職場と決定的に違う点は、「夜勤(当直)」の存在です。

当直では、救急外来患者の調剤や病棟急変患者への対応、緊急手術時の麻薬管理などの業務に当たります。病院によっては1人で当直をしなければならないケースもあり、責任感が必要です。他の薬剤師のサポートがない中一人で夜間の調剤や投薬に対応しながら、医師や看護師とのコミュニケーションも密に取る必要がでてくるため、身体的にも、精神的にも疲労が強くなります。

調剤薬局の場合

調剤薬局薬剤師

調剤薬局は、基本的に薬剤師の配置数が少数であることが多く、限定された人間関係のなかで働くことが多いため、苦手な人との接触を避けるのが難しくなります。

調剤薬局での薬剤師の勤務は、調剤にとどまらず、入力作業や窓口業務、受付や会計、レセプト作成など多岐に渡るため、薬剤師同士の連携やスピード感が重視される場面が多くあります。

それらが原因となって、同僚との人間関係にトラブルが生じることがあります。

ドラックストアの場合

ドラックストア

ドラックストアも、病院と同様に、薬剤師以外のスタッフが多い職場です。登録販売者や美容スタッフ、主婦パートや学生アルバイトなど、さまざまな年齢層・立場のスタッフが働いており、年齢や経歴も多様です。 立場の異なる幅広い年代と働く際には、それぞれの立場や雇用形態に合わせたコミュニケーションが求められます。

薬剤師は基本的には調剤業務や市販薬の販売業務に当たりますが、店舗の人手が少ない時間帯や夕方など混雑する時間帯には、やむを得ずレジ対応や品出し業務をおこなうこともありますので、接客業の要素も強くなります。

お客様やスタッフとのコミュニケーションや人間関係に悩む薬剤師も、少なくありません。

【20代】薬剤師の平均年収とは?ドラックストア・調剤薬局・病院別の年収と福利厚生を紹介

人間関係の悩み対処法

職場の人間関係に悩んだ際には、自分だけの問題で解決できることは少ないことでしょう。しかしながら、人間関係に悩みながら業務に当たることは、精神的な負担が大きく、場合によっては業務に支障を来しかねません。

そのような自体を防ぐためにも、人間関係に悩んだ際は、対処法を考えて実践していく必要があります。

コミュニケーション不足による誤解や勘違いの場合は、よくよく話してみることで簡単に誤解が解けることもあります。忙しい時間帯や人手不足の時には、どうしてもコミュニケーションエラーが起こりやすいので、業務が落ち着いている時間を見計らって、改めて話をしてみることをおすすめします。

それでも解決しない場合、以下を参考にしてください。

上司に相談する

上司と部下

まずは、上司に相談してみましょう。

上司は、さまざまなスタッフの管理や総括をおこなっているため、それぞれの特性や性格、傾向などを把握しています。信頼できる上司に相談することで、解決の糸口が見つかる可能性があります。

他の同僚に知られたくない場合でも、上司であれば噂が広まってしまう心配もなく安心です。

上司に相談しにくい場合には、社内の相談窓口や人事管理者などのに相談してみましょう。

最近では、ドラッグストアや調剤薬局などでは相談窓口やコンプライアンス担当が所属していることも多く、相談に乗ってもらえます。

上司や相談窓口に相談することで人間関係の悩みが解消されるのがベストではありますが、どうしても解決しない場合でも、悩んでいる事実について上司の耳に入れておくことで、異動や転勤などに応じてもらう際にスムーズに進みやすくなります。

同僚に相談する

信頼できる同僚に相談してみるのもいいでしょう。

職場に相談することのできる同僚がいるだけでも、ストレスは緩和されます。また、場合によっては同僚が間に入ってくれ、緩衝材の役目をしてくれることもあるかもしれません。

そのおかげで、少しずつ関係を修復できる可能性もあります。

相手に興味を持つ

苦手意識のある相手が職場にいたら、どうしても嫌なところばかりが目についてしまいますよね。

そこで、少し意識を変えて相手の良いところを探してみたり、休憩中などにプライベートな話をしてみたりすることで、お互いを良く知る機会が得られます。

一方的な苦手意識があると、自然と相手にも伝わってしまいます。苦手意識を減らし自分から距離を近付けることで、関係に変化が見られることもあるでしょう。

人によっては、どうしても馬が合わないこともあるかもしれませんが、一度勇気を出して試してみませんか?

異動や転職を検討する

笑顔の女性

上記の方法を試してみても、どうしても関係が改善されない場合、そのままストレスを抱えて働き続けるのではなく、異動や転勤、場合によっては転職を検討してみるのも良いでしょう。

薬に関わる責任重大な業務をこなす薬剤師は、ただでさえストレスフルな環境での業務です。そのうえで一番大切なのは、心身共に少しでも負担の少ない環境で、心地よく働くことです。

とはいえ、人間関係のトラブルはどんな職場にもつきものです。人間関係を理由に転職を繰り返さないためにも、人間関係が悪化した原因を理解し、対処する術を身につける必要もあります。自分側にも原因がなかったか、これを機にしっかり振り返り、次の職場で同じことがないように気をつけていく必要があります。

薬剤師の転職は有利!?転職を失敗しないための方法。

アンケート結果「職場での人間関係について」

薬剤師Nさん
薬剤師Yさん
薬剤師Kさん

人間関係を理由に転職活動する場合の注意点

疲れている女性

転職を決意する理由が人間関係の悩みである場合、精神的に疲れ切った状態で転職活動を始めてしまう可能性があるので特に注意が必要です。

そのような状態では、冷静な判断ができないこともしばしばあります。一度冷静になり、上司や同僚、あるいは家族や親友など信頼のおける相談相手に相談に乗ってもらいながら、焦らず転職活動をおこなっていくことをおすすめします。

社内での注意点

在職中に転職活動をすることのメリットは、経済面での不安がなく転職活動に集中できることです。ただし、転職活動が長期にまで及ぶと、仕事との両立が難しくなり転職するタイミングを逃すなどのデメリットも生じます。

転職サイトの活用などもおこないながら、現在の業務に支障を来さないように注意しましょう。

突然社内行事に参加し無くなったり、業務中の態度に変化があったりすると、同僚も戸惑います。「普段通り」装うことを意識しましょう。

面接の際の注意点

転職希望先が決まり、いざ面接となった際にも注意が必要です。

面接では、まず転職理由を聞かれることでしょう。その際に、素直に人間関係の問題を伝えてしまうと、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。より良い印象を与えるためにも、人間関係以外の転職理由を考えておきましょう。

人間関係の問題に触れるのが悪いわけではありません。その場合は、自分にはどのような問題点があって、今後どのようにしていきたいのかというところまで含めて話せると、振り返りや自己分析がよく出来るという点で先方からの高評価に繋がる可能性もあります。

まとめ

正直、人間関係に悩む薬剤師は少なくないです。

どの職場に行ったとしても、どうしても自分と合わない人がいるのは当然だと割り切って、日頃からコミュニケーションを取り人間関係を良好に保つ努力を行うことが必要です。

しかし、どうしても精神的に辛い場合は相談窓口や転勤を使うなどしてご自身の体調に配慮しながら行動をしてみてください。

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