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【病院薬剤師が低いって本当?】『14万超の薬剤師求人』から読み解く、職種別給与事情について【ドラッグストアvs病院vs調剤薬局】

目次

調査概要

派遣薬剤師の年収はどれくらい?正社員と比較して解説!

株式会社セルバが運営する薬剤師専門転職サービス「セルワーク薬剤師」(https://phama.selva-i.co.jp/)では、自社が保有する求人データ(141,517件求人)をもとに分析を実施、その結果を発表しました。

本記事では、その求人から施設種類別に求人に選定して、その収入について集計を行いました。

【今回調査の概要】

  • 調査機関:自社調査
  • 調査対象・時期:10/30時点にセルワーク薬剤師に掲載していた求人
  • 調査求人数:141,517件
  • 調査方法:今回は年収が記載されている求人の年収(幅をもって記載している場合平均値)を施設ごと(病院・調剤・ドラッグストア)に集計し、その平均額で比較

今回は上述の通り、年収が記載されている求人に限るものとします。

かつあくまで求人票に記載の数字を元に計算するので当然ながら実際の決定時給額とは違う可能性が大きいことはご了承願います。あくまで求人の表記上どうなっているかが今回の調査対象となります。

弊社掲載求人の年収の全体平均は486万円、中央値は501万円となりました。

それと比べてトップとワーストがどの程度差が発生しているか、という点も着目していただきたいと思います。

それでは各施設ごとの年収の平均値と中央値を見ていきましょう。

【施設別】平均給与調査

【調剤薬局】(55,234求人)

 平均値年収474万円 

 中央値年収521万円

薬局は最も一般的な薬剤師の職場です。

薬局で働く薬剤師は、病院やクリニックと提携し処方箋に基づいて患者に適切な薬物を調剤し、正確な用量を提供します。患者に処方薬や市販薬に関する情報を提供し、適切な服薬方法や副作用について説明します。

調剤薬局は平均値は全体を下回ったものの、中央値は全体を上回る結果となりました。

ですが、弊社では調剤薬局の求人が多いため、基本平均に近い数値にはなっております。

しかし平均値と中央値に差があるということは、平均値500万円代の求人が多いものの、年収が高い求人よりも年収が低い求人の方が分布的には多いということが言えそうです。

【病院】(2,577求人)

 平均値年収426万円 

 中央値年収430万円

病院薬剤師は、病院やクリニックにおいてさまざまな業務を担当します。

医師の処方箋に基づいて薬物を調剤するだけでなく、治療チームの一員として患者の治療計画に入ることもあります。   

病院は平均値も中央値も全体を下回る結果となりました。

これは予想通りの結果となってしまいましたが、病院薬剤師は定期的に昇給するところも多いです。

ですので求人票に書いてある数字が全てということもないです。

メリットや年収をアップする方法もございます。

是非こちらの記事もご覧ください。

【ドラッグストア】(11,585求人)

 平均値年収522万円 

 中央値年収525万円

ドラッグストアで働く薬剤師は幅広い仕事をこなす必要があります。

調剤があるドラッグストアでは処方箋の受付、調剤、薬品の情報提供を行います。その他にも市販薬や健康製品についての問い合わせに対応するのも仕事の一つです。また、ドラッグストアの店員として顧客対応や会計業務などを任せられることもあります。

ドラッグストアは平均値・中央値ともに全国平均を上回る結果となりました。

平均値と中央値がほぼ同じのため、分布的にもそこまで給料が低いの求人が多いという訳でもなく、高い求人が多い訳でもないという結果となりました。

ドラッグストアは調剤以外の業務量も多いという点や休日が不規則になる可能性がある等の点があり、他の施設よりも高給だがハードというイメージを持つ方も多いようです。

実際にそういった側面はあるかもしれませんが、一方で意外と福利厚生が整っている先も多いようです。

病院薬剤師の給料は安すぎる?

給料の低さを嘆く人々の声

ここでは、病院薬剤師の給料についてのSNS投稿をご紹介します。

アザラ師

やっぱり給料の低さに悩んでいる人が多いんだね…

給料アップのためのポイントは?

薬剤師の給料をアップさせるためには、以下のポイントに着目することが重要です。

スキルアップと専門知識の獲得

自己啓発やスキルアップを積極的に行うことは、給料アップに繋がる重要な要素です。
例えば、新しい薬剤の知識や専門的な治療法について学ぶことで、施設内での評価が高まり、昇給の機会が増えるでしょう。

また、認定薬剤師などの資格を取得することも、給与の向上につながることがあります。

薬剤師の需要が高い職場を選ぶ

薬剤師の需要が高い職場を選ぶことも、給料アップのポイントです。
例えば、大都市や人口の多い地域では、薬剤師の需要が高く、給与水準も比較的高い傾向にあります。

転職を考える際には、需要のある職場を選ぶことが重要です。

本サイトであるセルワーク薬剤師でも給与水準の高い非公開求人が多数ございますので、今の給与に不満がある方はお気軽にご相談ください!

交渉力を身につける

給与交渉の際には、交渉力を身につけることも重要です。
給与水準が低いと感じる場合には、自分の実績や成果をアピールし、適正な給与を要求することが大切です。

また、他の職場の給与水準や市場の相場を把握しておくことも交渉力を高めるポイントです。

副業や副収入の活用

給料アップのためには、副業や副収入の活用も考えることが重要です。
例えば、薬剤師の資格を生かして、薬剤師専門のコンサルタントや薬剤の開発に関わる仕事をすることで、収入を増やすことができます。

ただし、副業には労働時間や業務に対する負荷が増える可能性もあるため、バランスを考えながら取り組むことが大切です。

まとめ

結果ドラグストアの薬剤師が求人票上一番高く、病院の薬剤師が一番低いという結果になりました。

あくまで求人票のデータを読み解いた結果ですので、これが全てではありませんし、上述の通り病院薬剤師が定期定期に昇給していくパターンも多いです。

また同じ薬剤師といえど施設ごとで業務や求められることも結構違いがございますので、給与だけでなく総合的な判断をしていただく必要があるかとは存じます。

今の給与水準や職場環境に不満があって職場を変えたいという方は、ぜひセルワーク薬剤師までお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

セルワーク薬剤師は90,000件以上の求人件数を誇る薬剤師のための転職・就職支援サービスです。
「求職者の方の希望に寄り添った提案」を心がけているので、利益重視で希望とかけ離れた条件の求人をごり押しはいたしません。
もし入社後に「入社前に聞いていたことと違う」と感じられた場合、アドバイザーにご相談いただければ求職者様に代わりアドバイザーが就職先にお伝えするなどアフターフォローも行っております。

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