薬剤師の転職は有利!?転職を失敗しないための方法。

スキル在宅治療失敗

2021年11月12日 掲載

薬剤師
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薬剤師の転職は他の業種より有利だとよく聞くけど、本当なの?

確かに有利だけど、いくつかポイントがあるから説明していくね。

セルバ
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薬剤師の転職は他の職業より有利!

女性薬剤師(笑顔)

薬剤師の転職は他の職業に比べて有利です。

その理由のとして、薬剤師の主な就業先である調剤薬局・ドラッグストア・病院などが全国に数多く存在すること、少子高齢化社会に伴い薬剤師数が慢性的に不足していることが挙げられます。

実際に転職した薬剤師の方に話を聞くと「たまたま求人広告の会社を受けてみたら内定した」というケースも少なくありません。

もちろん地域にもよりますが、薬剤師は比較的転職しやすい職業であるといえます。

転職に有利に働くスキル・経験とは?

スキルアップイメージ

転職には期待と同様不安がつきものですよね。

自分の希望条件に合った就職先を見つけるために必要となる、転職に有利なスキルや経験についてご紹介します。

得意分野を一つ持つ

薬剤師だけでなくどのような職種においてもいえることですが、何か一つでも自分の強みとして自信を持ってアピールできる事柄があると、転職において有利になります。 さらに、その強みと企業側が求める資質がマッチしている場合、より好条件で転職できる可能性もあります。

薬剤師の勤務において薬剤に関する知識はもちろん不可欠ですが、最近では「コミュニケーションスキル」も重要視されるようになっています。

医療現場では「チーム医療」が重要だといわれるように、チームワークはもちろんのこと、正確な情報の伝達が患者さんの命や健康に関わります。

薬剤師同士、また医師や看護師などの他職種とのコミュニケーションスキルが必要になるということです。

薬剤師に求められるコミュニケーションスキルとは?

薬剤師と患者のコミュニケーション

薬剤師は、患者に薬を調剤するだけでなく、効果や副作用、服用方法などについて正しく指導する必要があります。また、必要に応じて、薬を処方した医師とも連携を図る必要があります。

これらの場面において、薬学の知識をいくら豊富に身に付けていても、患者さんや医師と円滑なコミュニケーションが取れなければ、知識や技術を十分に活かすことができません。

特に患者さんは、薬物治療に対して「本当に症状はよくなるのかな?」「副作用は大丈夫かな?」などの不安を抱えていることがほとんどです。

薬剤師は、そのような患者さんのいろいろな思いに寄り添い、不安を軽減できるような関わりができることが理想的です。丁寧な関わりを積み重ねていれば、患者さんからの信頼を得ることができます。

そこで、患者さんとのコミュニケーションにおいて、意識したいのは「聞く7 伝える3」という率です。

「聞く」ということが苦手な人は意外とたくさんいます。患者さんの話に耳を傾ける姿勢を常に忘れないようにしましょう。

このようなコミュニケーションスキルを常日頃から身に着け、患者さんに寄り添う姿勢を忘れずにいれば、転職の際の面接などで先方にもきちんと人柄が伝わりますよ。

池上彰氏「7:3のポール配分が丁度いい」

今必要とされている「在宅療養支援認定薬剤師」とは

患者と介護士

薬剤師の転職において有利になる資格に「認定薬剤師」や「専門薬剤師」などがありますが、このなかでも高齢社会に伴い注目を集めているのが「在宅療養認定薬剤師」です。

在宅療養支援認定薬剤師とは、一般社団法人 日本在宅薬学会が認定を行う専門薬剤師資格で、在宅療養を必要としている患者さんに薬剤師の専門性を活かした医療・介護を提供し、在宅支援チームの一員として国民の保健・医療・福祉に貢献していくこととなります。在宅療養支援認定薬剤師が求められている背景をもう少しみていきましょう。

現在の日本では、団塊の世代が2025年には後期高齢者(75歳以上)となり、その人口は2,000万人を超えると推計されています。さらに、40年後には高齢者人口が全人口の約1/4にあたる2,400万人に達すると推測されています。少子高齢化が進むにつれ、日常的に薬の服用が必要な高齢者の数も増えてきています。 

患者さんのなかには、医療機関に入院して治療を受けている人ばかりではなく、自宅や施設など地域で生活しながら治療を続けている人も多数います。

そのような在宅医療の現場では、医師・看護師、そして家族の負担が大きく、服薬サポートや残薬等の問題発見に限界があるなどの問題点が指摘されています。 このような状況を受け、地域の医療をサポートする専門家である「在宅療養認定薬剤師」が求められています。

地域包括ケアの観点からもこれからの成長が確実視されている分野であるため、在宅医療の経験を持つ薬剤師は貴重です。 在宅医療に特に注力している薬局も増えてきているため、転職時のアピールポイントとして有利にはたらくでしょう。

今回は「在宅療養認定薬剤師」について詳しくご紹介しましたが、他の専門・認定分野でもよいため何か一つ専門分野を持っておくと、ほかの薬剤師と差別化でき、転職に有利になることは間違いありません。 

一般社団法人 日本在宅薬学会

薬剤師のスキルアップとは!? 2つの実現方法「転職」・「資格」について

転職失敗の原因

考える女性

転職しやすいといわれる薬剤師であっても、「いざ転職してみたら前の職場の方が良かった…」「求人内容と就業条件に相違があった」など、転職で失敗し後悔する薬剤師は多くいます。

では、なぜ転職に失敗してしまう人が後を絶たないのでしょうか?

twitterでは以下のような声が聞かれています。

年収アップのために転職したけれど、スタッフ数が足りなさ過ぎて業務が過酷」
「転職してお給料は上がったけれど、残業多すぎ…」

給与アップを狙って転職したものの、業務がハードすぎる結果を招いて職場選びに失敗している薬剤師が多いようです。

円グラフ(転職を後悔した経験はありますか?)

※セルワーク 独自調査 「転職を後悔した経験はありますか?」

転職を失敗しない為に

転職して、合わずにすぐ辞めて…を繰り返してしまうと、キャリアに傷がついてしまい、次の転職の際不利になるのは言うまでもありません。

転職を失敗させず出来る限り1回で成功させるためには、注意するポイントがいくつかあります。その中でも、必ずおさえておきたいポイントを2つ解説します。

転職時期

薬剤師が考えている

転職を成功させるには、転職時期を見定めることが非常に重要です。

転職理由にもよりますが、職場でのストレスで体調を崩してしまうなどというケース以外で、転職に時間をかけられる場合は、焦らずに転職活動をおこなうことをおすすめします。

現在の職場において部署異動などで問題が解決する可能性がある場合は、一度人事の担当者に掛け合ってみるのも一つですが、それでも転職を希望する場合は、薬剤師の求人が増える1月から3月の間を狙って転職を行なってみましょう。

政府統計によると、2021年は3月に多くの薬剤師求人が出ており、通常では薬剤師の求人が出ない企業や病院から募集が出ることもありました。

求人が多い時期に転職活動をおこなうことで、収入や待遇など自分が希望する条件にマッチする職場に転職できる可能性が高まります。人材サービス会社に登録するなど、転職に備えて新鮮な情報取得や準備することをおすすめします。

セルワーク 薬剤師求人

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目標設定方法

転職活動において、転職時期と同様に大切なのが転職したい理由です。

「なぜ転職したいのか?」「どのような職場で働きたいのか?」「薬剤師としてのキャリアプランは?」など、自分の薬剤師キャリアや働き方について考えた上で転職理由を明確にしておくことをおすすめします。

それに基づき目標設定を行うことで、目的に合った会社へ転職することができます。

ここからは、転職に失敗しない為の具体的な方法をご案内していきます。

自己分析

①自己分析

まず、自分のこれまでのキャリアを振り返り、自己分析を行いましょう。

現在のスキル、取得資格、得意分野など、自分自身の強みを具体的にピックアップします。また、得意分野だけでなく、未経験の領域や苦手な分野など今後覚えるべきことについても書き出します。薬剤師や薬学部を目指したきっかけや理想の薬剤師像について立ち返ることで、方向性が明確になることもあります。

5年後、10年後

②5年後、10年後どう働いていたいか?

「5年後10年後、自分はどうなっていたいか?」を考えましょう。

「認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取得したい」「管理職としてバリバリ働きたい」など、ざっくりとしたイメージでもいいので中長期的な目線で考えることがポイントです。

結婚・出産・育児・介護などのライフイベントも合わせて考えておきましょう。

まとめ

薬剤師は主な就業先が多く資格職で安全性があることから、転職をするなら他業種よりかなり有利です。しかし、最近では専門性の高いジャンルも増えて働き方が多様化したことにより、自身の理想の薬剤師像を実現するためのキャリアプランが必要と考えられています。

転職で失敗しないために必要なことは以下の通りです。

コミュニケーションスキルを身に着け、患者さんに寄り添える薬剤師になる

得意分野をもつ

転職したい理由を明確にする

転職を失敗しない為のポイントは2つ!「転職時期」と「転職の目標設定」

今後、転職を検討している薬剤師さんの参考になりましたら幸いです。

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