薬剤師は一般的に購入なイメージを持たれていますが、実際のところ手取りの月収がどのくらいなのかはあまり知らない方の方が多いのではないでしょうか。
本記事では、薬剤師の月収の手取り額をはじめ、薬剤師の給与について詳しく解説します。
薬剤師の月収は手取りでいくら?
薬剤師の手取りは、雇用形態によって大きく異なります。
正規雇用か派遣社員やパートなどの非正規雇用かによって、労働時間や1か月の手取り額に違いが出てきます。
以下では、平均的な薬剤師の手取りについて見ていきます。
平均年収は485万円であることから考える
セルワーク薬剤師に掲載されている求人から算出すると、平均年収は約485万円となります。※2023年10月19日現在
この金額は額面のため、手取りだと年収は約376万円となります。
参考 : https://www.musashi-corporation.com/wealthhack/annual-income-net-income
手取りの月収は約31万円
手取りでの年収を薬376万円として、月収に換算すると、手取りの月収は約31万円となります。
同じ年収でも職場の制度によって月収は大きく変わる
ただし、この金額はあくまで平均値であり、実際の薬剤師の月収は職場の制度によって大きく異なります。
同じ年収でも賞与ありきか年俸制かで月収は変わりますし、残業代や手当の有無でも変動します。
例えば、調剤薬局では基本給に加えて賞与や手当が支給されることが多く、月収が増える傾向にあります。
一方、病院やドラッグストアでは手当やボーナスが少ない場合もあり、月収が低くなることがあります。
薬剤師の月収が少ないと言われる理由
では、薬剤師の平均年収は全職種の平均年収よりも高いのにも関わらず、「薬剤師の年収は低い」といわれてしまうのはなぜなのでしょうか。
仕事量が増えても給与に反映されにくい
薬剤師は医薬品の管理や患者への薬の提供など、重要な業務を担当しています。
しかし、薬剤師の給料には、初任給は高いものの、その後昇給しにくいという特徴があります。
その主な原因は、役職の枠が少ないことや、年次の昇給が少ないことです。
薬剤師は役職の枠が少ないため、役職手当が支給されるような役職に就くのが困難です。
30~40代で昇給が頭打ちとなりやすく、「給料が上がらない」と感じることがあります。
同じ仕事内容でも地域や職場による差が激しい
さらに、薬剤師の月収が少ないと言われる理由の一つとして、同じ仕事内容でも地域や職場による差が激しいことです。
一口に薬剤師といっても、年収は業種や勤務エリアによって大きく異なります。
なかには良くない条件で働かざるを得ない薬剤師もおり、すべてを平均した結果、低い平均年収となってしまうのです。
薬剤師は、地域による収入差が激しい職業です。
人手不足の地域で高給を得やすいため、逆に人手が足りている地域では年収が低くなります。
まとめ
薬剤師の実際の手取りの月収は、全体を平均すると約31万円程度です。
職場の制度や地域、職場によって大きく異なるため、あくまでこの金額は平均値となります。
仕事量が増えても給与に反映されにくいことや、地域や職場による差が激しいことが薬剤師の月収が少ないと言われる主な理由です。
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