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【まさかのあの県が1位!】9万超の薬剤師求人から読み解く、都道府県別時給事情について(パート・アルバイト編)

目次

調査概要

派遣薬剤師の年収はどれくらい?正社員と比較して解説!

株式会社セルバが運営する薬剤師専門転職サービス「セルワーク薬剤師」(https://phama.selva-i.co.jp/)では、自社が保有する求人データ(98,585件求人)をもとに分析を実施、その結果を発表しました。

本記事では、その求人からパート・アルバイト求人に限定して、都道府県別の収入について集計を行いました。

【今回調査の概要】

  • 調査対象:セルワーク薬剤師に掲載中、且つパートアルバイト求人、且つ時給(下限額)が設定されている求人に限定
  • 調査機関:自社調査
  • 調査期間:9/26時点にセルワーク薬剤師に掲載していた求人
  • 調査求人数:98,585件
  • 調査方法:今回はパート・アルバイト求人に記載されている時給の下限額を各都道府県ごと集計し、その平均額で比較

今回は上述の通り、パート・アルバイト求人かつ時給(下限額)が設定されているものに限るものとします。(この切り出し方が一番求人数が多く集計できるため)

かつ計算も下限額をベースに計算するので当然ながら実際の決定時給額よりも低い可能性が大きいことはご了承願います。
あくまで求人の表記上どうなっているかが今回の調査対象となります。

弊社掲載パート・アルバイト求人の時給下限額の全国平均は2030円となりました。

それと比べてトップとワーストがどの程度差が発生しているか、という点も着目していただきたいと思います。

都道府県別ランキング

調査の結果判明した、パート・アルバイト薬剤師の都道府県別時給ランキングを見ていきましょう。

トップ1~3位:1位はまさかのあの都道府県

1位 沖縄県 

      2,667円

2位 長崎県 

      2,386円 

3位 高知県  

      2,350円 

何と西日本の3県がランクインし、まさかの1位は沖縄県でした。
沖縄は求人数自体があまり多くなかったということもありますが、とはいえど求職者求人ともにレアな場所でなかなか時給面では高く出ているのかもしれませんね。

上位の県は平均と比較すると約300円の差が出ることとなりました。

別記事で正社員でも同様の調査https://phama.selva-i.co.jp/blog_phama/5656/を実施しているのですが、そこでも西日本は強い結果となりました。

45~47位:様々な地方都市がランクイン

45位 愛媛県 

      1,880円   

46位 青森県 

      1,744円 

47位 富山県 

      1,652円

こちらは特には固まっておらず、様々な地域からランクインいたしました。

地方では時給が高いか低いかの2極化がみられるように感じます。

下位の県もこちらも平均と比較すると約300円の差が出ることとなりました。

あまり収入という形で授業員に返せていないということなのか、比較的人手が足りているということなのか、理由までは残念ながら明らかには今回の調査ではなりませんが、参考にしていただけたらと存じます。

全体ランキングについて

順位都道府県平均下限時給
1沖縄県¥2,667
2長崎県¥2,386
3高知県¥2,350
4山形県¥2,333
5山口県¥2,210
6宮崎県¥2,210
7大分県¥2,179
8鹿児島県¥2,153
9群馬県¥2,153
10佐賀県¥2,139
11香川県¥2,138
12広島県¥2,131
13熊本県¥2,125
14秋田県¥2,078
15千葉県¥2,073
16愛知県¥2,069
17鳥取県¥2,063
18長野県¥2,053
19神奈川県¥2,052
20福岡県¥2,047
21三重県¥2,034
22石川県¥2,033
23栃木県¥2,033
24新潟県¥2,031
25北海道¥2,029
26宮城県¥2,029
27大阪府¥2,025
28兵庫県¥2,022
29東京都¥2,021
30岐阜県¥2,020
31和歌山県¥2,014
32静岡県¥2,014
33滋賀県¥1,991
34島根県¥1,991
35福井県¥1,983
36京都府¥1,983
37福島県¥1,974
38岡山県¥1,968
39山梨県¥1,961
40埼玉県¥1,940
41岩手県¥1,927
42奈良県¥1,924
43徳島県¥1,902
44茨城県¥1,899
45愛媛県¥1,880
46青森県¥1,744
47富山県¥1,652

東京・大阪は各々29・27位という結果になりました。
あくまで弊社の求人データベースをもとにしている点だけご了承いただければと存じます。

パート薬剤師として働くメリットとは?

最強の働き方とも呼ばれる、パート薬剤師の働き方のメリットを9つ紹介します。

家庭との両立がしやすく、家族との時間を大事にできる

正社員よりも家庭との両立がしやすいため、家族との時間を大切にできます。

家庭の都合に合わせて職場を選べますし、急な出勤や残業がないだけでもかなり家庭との両立はしやすいでしょう。

社会参加により、やりがいを見出すことができる

パートに出ることで、家庭外にも居場所が出来ます。

社会参加しているという充実感を味わうことができ、仕事にやりがいを見出すことで生活にハリが出るでしょう。

勤務日や時間に融通が利くので週1など自由度の高い勤務が可能

土曜日に出られると重宝されるので、土曜日だけのパート薬剤師もいます。
午前だけ、午後だけといった融通も利くため、その人に合った自由度の高い勤務が可能な事も大きなメリットです。

自宅近くの職場を選べる

自宅近くの職場を選べるのは大きなメリットです。

正社員は職場が自宅から離れた場所になる事もありますが、パートなら自宅近くの職場を選ぶことが出来ます。

転勤や異動が無く、同じ職場で長期的に働くことが可能

正社員は数年で異動になりますが、パートは転勤や異動が無いのもメリットです。

他の職種よりも時給が良い

他の職種よりも薬剤師パートは時給が良いです。

その差は2倍とも言われ、資格職の強さを実感する瞬間です。

他の業種と比較して求人が多いため、転職しやすい

求人が多いため、転職しやすいのもメリットです。

職場が合わなかった時や、自分の生活環境が変わって職を変えたい時も仕事を探しやすいでしょう。

地域の医療に貢献する事ができる

地域の医療に貢献する事もできます。
人に頼りにされ、役に立っているというのは仕事のモチベーション維持に非常に重要です。

パートの掛け持ちで正社員よりも稼げることも

パートを掛け持ちすれば正社員よりも稼ぐことも夢ではありません。
夜間や日曜は時給が割増になることも多く、高収入を得られます。

パート薬剤師のデメリットとは?

一方、パート薬剤師という働き方にはどんなデメリットがあるのでしょうか?

正社員ほどの給料は望めない

パート薬剤師は、正社員ほどの給料は望めない事が多いです。

月給は正社員とあまり変わらなくても、ボーナスの違いから、年収には差がつくでしょう。

福利厚生が限定的、もしくは受けることができない

福利厚生が限られることもデメリットです。

パート薬剤師は正社員の雑務や面倒事がない分、福利厚生が限られるのは仕方のない面もあると言えます。

業務に対する裁量が少ない

業務に対する裁量が少なく、正社員の確認をとる必要があることが多いです。

裁量の無さをもどかしく感じ、仕事に対する不満に繋がる事もあります。

解雇の際の優先順位が高い

企業の経営が悪化した時などは人員整理の対象になりやすいです。

解雇はされずとも、パートの日数や時間を減らされる可能性があります。

昇進や昇給がなくキャリアアップは期待できない

昇進や昇給がない職場が多いです。

正社員のように「手を掛けて育てる」というものではないため、パートの働き方でキャリアアップという考えは期待しない方がよいでしょう。

退職金がない

パート薬剤師の退職金は出ないと考えるべきです。
寸志という形で少額出た話も聞いたことはありますが、期待しないほうがよいでしょう。

パート薬剤師ならではの厳しさ

立場が弱く、悩みを分かち合える同期などの仲間もいないのがパート薬剤師です。

時給換算すると正社員よりも貰っている事もあり、求められるクオリティの仕事が提供できないと、職場に居づらくなる可能性があります。

パート薬剤師と派遣薬剤師の違いとは?

シフトに融通が利きやすいのは共通ですが、パート薬剤師と派遣薬剤師はどんな違いがあるのでしょうか?

パートが派遣よりも有利な点

  • 雇用期間が無期で、派遣よりも長く働ける

契約期間のないパートの方が安定した雇用と言えます。
また、同じ派遣先には3年を超えて勤務できないので、その職場で3年以上働きたいならパート一択です。

  • 勤務先で正社員に登用される可能性がある

派遣薬剤師は「紹介予定派遣」でなければ、正社員登用はほとんどありません。
パート薬剤師は希望すれば正社員に登用されることもあるので、正社員登用はパートの方が有利でしょう。

パートが派遣よりも不利な点

  • 福利厚生は派遣薬剤師の方が充実している場合がある

派遣薬剤師は派遣元の正社員なので、福利厚生が充実している場合があります。

  • 時給が派遣より安い

パート薬剤師は派遣薬剤師より時給が安く、その差は時給500円ほどです

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この記事を書いた人

セルワーク薬剤師は90,000件以上の求人件数を誇る薬剤師のための転職・就職支援サービスです。
「求職者の方の希望に寄り添った提案」を心がけているので、利益重視で希望とかけ離れた条件の求人をごり押しはいたしません。
もし入社後に「入社前に聞いていたことと違う」と感じられた場合、アドバイザーにご相談いただければ求職者様に代わりアドバイザーが就職先にお伝えするなどアフターフォローも行っております。

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