【20代】薬剤師の平均年収とは?ドラックストア・調剤薬局・病院別の年収と福利厚生を紹介

ドラックストア年収病院福利厚生薬局

2021年6月18日 掲載

【男女・年代別】薬剤師平均年収

年収に関する画像

20代薬剤師の平均年収は470万円


厚生労働省発表の「平成29年度賃金構造基本統計調査」によると、20代の薬剤師の平均年収は”約470万円”です。

ただし、470万円は男女・病院やドラックストアなども全て含めた平均年収です。

以下の項目に沿ってより詳細な紹介していきます。

・ 薬剤師全体

        

・ 男女別


平成29年賃金構造基本統計調査の平均年収をもとにして、1日8時間労働、週5日勤務(月換算176時間)で計算すると、20代薬剤師を時給で換算すると、約2000円という数字が出てきます。


40代になれば、時給は3000円までアップさせることができるので薬剤師というお仕事を頑張って続けるという意識も大事です。

薬剤師全体の平均年収は560.9万円


[参照:キャリアセオリー]

[参照:令和元年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)]

20〜60代の全世代薬剤師の平均年収は560.9万円(平均年収39歳)です。

年収としてのピークは50代前半で迎えます。

「年収560万円って高いの?」

と疑問に感じるかもしれません。国税庁発表の民間給与実態統計調査(令和元年)によると

日本人の平均年収は441万円です。

薬剤師の年収は日本の今後を考えると、直近ではこの年収幅に大きな影響はないと感じます。

男女別の20代薬剤師の平均年収

上記は25〜29歳の男女別の平均年収です。

男性薬剤師の方が女性薬剤師よりも、平均年収21万円ほど高いですが20代では男女別の年収に差が少ないです。

ただし、30代以降になると結婚・出産などのライフイベントにより、差が広がっていきます。

【ドラックストア・調剤薬局・病院】20代の平均年収


「20代ではどの業種を選ぶと年収が高くなるのでしょうか?」


薬剤師の中でも調剤・病院・ドラックストアといった3種類で選別することができます。
働いている人の割合としては薬局が6割・病院が2割・ドラックストア1割になります。

実はドラックストアか、調剤薬局を選ぶかで20代でも年収100万以上の差が出ます。

【就業先別】年収比較

 ドラックストア調剤薬局病院
年収500~600万円450~500万円400~450万円
職場環境全国転勤がある
多数の業務がある
ワークライフバランスが取りやすい
ルーティング業務が多い
比較的残業が多い
患者さんと接点が多い




20代で高年収を目指すなら「ドラックストア」への転職が必要です

薬剤師の働き方比較表

働く場所によって、働き方の条件が異なりますので、自身が求めているものにマッチするものを把握しましょう。

ドラックストア:平均年収500〜600万円

参照:転職会議

「ドラックストアってなぜ年収が高いの?」

と気になるところ。ドラックストアが年収が高い理由や働き方の特徴を紹介します。

・ドラックストアが調剤薬だけでなく、日用品・衛星品・食品・医薬品など様々な製品を扱っているため。
・土日や深夜をやっているところが多く、レジ打ちなどの業務もやらないといけないため。
・ドラックストア業界そのものの景気が良いため。

これらを見てみると、ドラックストアで働く人が給料が良い理由もうなづけます。

ちなみに大手ドラックストア会社の上位10社はなんと全て売り上げを前年度より伸ばしています。
これを考えるとドラックストアで働くメリットが大きいですね。

より具体的に知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【就業先別】職場環境比較


職場環境はそれぞれ特徴があります。
「ドラックストアって実際はすごくしんどいのでは?」
「薬局は一番楽そう」

こういった考えの方が多いのではないでしょうか。

あくまで以下は全体の一例にはなりますが、ご覧ください。

・ ドラックストア

メリット : 給料が高い。多様な薬を扱うことができるため、知識量は一番多い。調剤以外の業務に携われる。

  

デメリット : 全国転勤がある。勤務時間が不安定になる。

・ 調剤薬局

メリット : プライベートを確保しやすい。全国転勤がない。

  

デメリット : 人間関係が狭い。比較的ルーティング業務になってしまう。

  

・ 病院

メリット : 救命や治療に関する知識を得ることができる。一番患者様に触れ合う機会が多い。

  

デメリット : 比較的残業が多い。忙しい。

比較してみていかがでしょうか。
みなさんが成し遂げたい仕事での価値観によって、働き方は変化してくると思います。

ドラックストアから病院の薬剤師に転職した方からはこのような意見もあります。


仕事に対する価値観が変化してしまい、意識の差に苦労されている方もいらっしゃるようですね。
これは職場環境=自分の仕事におけるモチベーションにも繋がってしまうのではないかと感じます。
だからこそ、転職する際にはしっかりと職場体験や実際の社員の方に対して会話を行ってギャップをなくす作業を行っていただきたいですね。

薬剤師の福利厚生は重要度が高い

求人票を見て、みなさんが気にする部分として勤務地や年収などを確認する方が多いです。

実は福利厚生も非常に重要であるということを忘れてはいけません。

第64回福利厚生費調査結果報告によると、福利厚生費は1人あたり10万円を超えており、近年福利厚生はさらに重要視されています。

薬剤師の福利厚生の種類とは?

ここでは薬剤師が実際に受けている福利厚生にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

実際に求人票でも条件をしっかりと確認しましょう。

育休・産休制度


昨今のニュースでは、男性の産休・育休取得率は上がってはいるが、まだまだそのような部分には会社からあまり良い印象を持たれないといったことも見受けられます。
どのような制度になっているのか確認していきましょう。

薬剤師の産休

前提として、産休は雇用条件にかかわらず「誰でもとることができる権利」です。

産休は出産予定日から6週間前から(産前休暇)、産後8週間まで(産後休暇)取得できるのが通例となっています。

また、特例として子供が双子以上であれば、14週間前から産前休暇を取得することも可能です。

薬剤師の育休


育休は子供が1歳になるまで休業を取ることができる制度になります。
この制度は正社員に関しては認められている制度にはなりますが、パートや派遣に関しては条件が揃えば取得できるような制度となっております。
具体的にどのような条件が必要になってくるのかは以下を参照してください。

・同じ事業主に1年以上雇用されている
・子供が2歳の誕生日を迎えるまでに労働契約が終了しないか、引き続き雇用が見込まれるのかどうか

これらの条件を満たしていれば育休制度を雇用条件に関係なく取得することができます。
また給与も支払われる制度であり、その金額は最初の180日間は給与基礎日額の67%、181日以降から子供が1歳になるまで50%取得することができます。

残業時間の規定

残業時間に関する画像


次は残業についてみていきましょう。
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると薬剤師の平均残業時間は月10時間ほどです。

全職種の平均残業時間が14時間なので、全体から比較すると少ない傾向があります。

しかし、職場によっては変化することが多いようです。

ドラックストアの場合、だいたい1日1時間程度の残業がある職場が多いです。
理由としてはやはり業務が多岐にわたることとシフトに穴が開いた場合は、社員が穴埋めしなければならないといけない場面が多いため残業時間としては必然的に大きくなってしまいます。

病院の場合、院内で働いている人や薬剤師一人当たりが担当する業務が大きい場合には残業が多いケースがあります。

結論として比較的他業種と比べても、少ない傾向にありますが職場環境についてはしっかりと質問をする必要があります。

20代薬剤師が年収アップする転職方法

「20代で薬剤師として年収アップする方法はないのかな?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

具体的な方法を5つ紹介します。

薬剤師関連の資格を取得する

薬剤師に関する様々な資格を取得することで、年収アップが目指せます。





1 . 研修認定薬剤師

 かかりつけ薬剤師の取得要件の1つ

2 . 日病薬病院薬学認定薬剤師制度

一般社団法人日本病院薬剤師会が認定する薬剤師

3 . 在宅療養支援認定薬剤師

在宅薬剤師として認定される資格

4 . 小児薬物療法認定薬剤師制度

小児薬物療法認定薬剤師は、小児薬物療法分野において一定レベル以上の能力と適性を持っていることを試問等により確認し、認定された薬剤師

5. 外来がん治療認定薬剤師

外来がん治療を安全に施行するための知識・技能を習得した薬剤師の資格

6 . 薬物療法専門薬剤師制度

薬物療法の高い水準知識や臨床能力を有する資格

7 . 漢方薬・生薬認定薬剤師制度

「漢方薬・生薬認定薬剤師」は、専門業務分野においてあるレベル以上の能力と適性を持っていることを試問等により確認し、その能力を証明された薬剤師の資格

条件を加味して転職をすべきか決めよう

これまでの年収や福利厚生などの条件を見てみて、いかがでしょうか。

自分にとって転職を検討するべきかどうか答えが見えてきたでしょうか。

ここでは転職を考える際に何が現状解決したいことで、どの程度満たされたら解決できるのかを考えてみましょう。 これはどの業界でも通ずることですが、100%満足して転職活動が成功することはないです。

自分の中で意見が固まったら、いざ転職活動を始めましょう。

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転職することが決まったら、まずは転職エージェントの意見を聞いてみるのがよいと思います。
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まとめ


以上、20代薬剤師の年収に関する内容でした。
色々な意見がありましたが、最終的に転職という決断を決めるのは自分自身です。
あなたにとって何が満たされたら良いのか。どのような形であれば幸せになるのか。しっかりと定義した上で転職活動に臨んでください。

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