[2021年最新] 薬剤師さん必見!職場別の残業内容や理由について

残業病院繁忙期調剤薬局

2021年10月29日 掲載

残業に頭を抱える女性薬剤師

「うちの職場割と残業が多くて困っているの。職場別の残業内容や理由について知りたいな。」

「残業多いのは辛いよね。繁忙時期の残業内容や理由について具体的に教えるね。」

セルバ
セルバ

薬剤師の残業の実情

薬剤師の残業が増えやすい時期や残業の理由についてみていきましょう。

繁忙期はいつ?

体調が悪い女性画像

対応する診療科にもよりますが、薬剤師の一番の繁忙期は、感染症が流行しやすい12~2月です。

冬場は、インフルエンザをはじめとしたさまざまな感染症の流行に伴い、病院や診療所を受診する患者さんの数が圧倒的に増えます。それに伴って処方量・調剤量も増加します。

この時期はどうしても残業が多くなりがちで、疲弊する薬剤師が多いのが事実です。

また、次に忙しい時期は、花粉症の患者さんが増加する3~5月の春の時期です。

冬~春にかけては忙しくなりやすいということを覚えておきましょう。

インフルエンザ発生状況|厚生労働省

残業が発生する原因

繁忙期以外にも残業が多くなるのには、労働環境や勤務条件の特性が影響しています。

薬剤師が働く職場として代表的な場所には、調剤薬局やドラッグストア、病院がありますね。

残業が発生する原因は職場によってさまざまですので、それぞれ順にみていきましょう。

調剤薬局

調剤薬局にてパソコンを使う女性薬剤師

調剤薬局では、周囲の病院やクリニックの診療時間に合わせて営業時間を定めているところがほとんどです。

しかし、感染症や花粉症などが流行する時期には提携しているクリニックの診療が長引くことが多くなります。その結果、薬局が閉まる直前あるいは営業時間外に駆け込む患者さんの対応が求められ、残業を余儀なくされます。

そのような場合では、調剤や患者さんの対応以外の薬歴などの業務も必然的に遅れてしまいますので、残業時間がより長くなってしまいます。

twitterにはこんな投稿がありました。

「某ブラック調剤薬局へ入社した友達は、薬歴で毎日残業しているみたいです…」

「調剤薬局に行っている同期が毎月20~30時間の残業は当たり前と言っている」

調剤薬局にもよりますが、個人で経営している場所では福利厚生や残業制度が整っていないこともあるようですね。

ドラッグストア

ドラックストア外観画像

ドラッグストアでは、一部の調剤併設店を除いて決まった病院や診療所の処方箋を受けているわけではないため、調剤薬局のように門前医院の診療時間に左右されることは少ないです。

しかし、人手不足が深刻な状況である店舗が多いため、マンパワー不足による残業時間が長くなってしまうことがあります。

24時間営業などの深夜営業を含め営業時間が長いことも、残業が増えてしまう一因となっています。

また、調剤業務以外にも、商品の管理・品出し・販売・レジ対応など、さまざまな業務を通して営業や運営などを全般的に担う必要があるため、お店の状況に合わせて残業をしなければならなくなります。

棚卸しの時期は特に忙しく、夜遅くまで作業が必要となることもあります。

さらに、ドラッグストアでは一部上場企業をはじめとする大企業が多く、福利厚生が充実しているという特徴があります。

産前産後休暇・育児休暇・介護休暇などの休暇を取得しているスタッフや時短勤務をするスタッフも多いため、勤務中のスタッフへ業務負担がのしかかってしまうことがあります。

ドラックストア薬剤師にしかできない働き方と魅力とは?

病院

病院の薬剤師画像

病院の場合、病床数によって残業時間が変わりやすいです。病床数の多い病院では勤務時間が長くなり、病床数が少ない病院では残業時間が短い傾向にあります。

しかしながら、最近では病院で勤務する薬剤師が慢性的に不足しているため、病床数に限らず残業が必要となる場面もあるようです。

また、「緊急入院対応」「病棟業務」「カンファレンス」などの、病院ならではの業務が残業の理由となることもあります。

特に急性期の病院では、事故や急病によって救急搬送されてくる患者さんも多く、急な残業が発生する可能性があります。

さらに、学会発表や治験業務、薬学生に対する指導薬剤師といった仕事を任された場合には、普段の業務に加えてそれらの対応をする必要があるため、残業が発生しやすい状況となります。

もちろん、調剤薬局と同様、外来調剤が混み合う、医師の退院時処方業務が遅い、医薬品の在庫管理といった理由でも残業が発生することもあります。

病院勤務の場合には当直勤務があることが多い点も、ハードワークとなる原因です。

繁忙期の辛かったエピソード

疲れている女性画像

職場によって様々な話がありますが、その中で一部抜粋して掲載させて頂きました。

転職の際の参考になればと思います。

残業の少ない職場にするために

ワークバランス画像

充実した人生をおくるためにも、そして活き活きと元気に仕事に取り組むためにも、ワークライフバランスは非常に重要です。

残業続きでプライベートが犠牲になってしまうと、ワークライフバランスが崩れ、心身ともに体調を崩しやすくなってしまいます。

「残業が多くて辛い…」というときには、まずは現在の職場の環境を改善するように努力してみましょう。

・仕事のスケジューリングを行う

・業務ごとに優先順位をつける

・業務分担を明確にする

・先にできる業務からどんどん進めていく

以上のことはどのような仕事においても必要なスキルですが、意外とこれらの徹底ができていないものです。

個人の取り組みだけで職場の残業時間を減らすのは難しいため、職場のスタッフ全員が同じ意識を持って取り組めるような職場風土をつくっていけるとよいですよね。

それでも改善が難しい場合は、

・薬剤師の増員

・最新のシステム導入

などの検討の必要性がでてきます。

しかし、これらは大規模な設備投資が必要となる場合もあり、すぐに対応が困難である場合がほとんどなのではないでしょうか。

現在の職場で努力を尽くしても思うように残業時間が減らない場合は、転職も一つの選択肢にあがります。

転職の際には、

・残業時間の実情

・残業代支給の有無

・残業を減らす取り組みの有無

を必ずチェックしましょう。

また、調剤薬局やドラッグストア、病院と比較すると

・土日休みの調剤薬局

・製薬会社

・一般企業

などは、残業が少ない傾向にあるようです。

入念にリサーチを行えば、「今の職場」よりも働きやすい職場を見つけられるはずです。

【面接落ちる方必見】薬剤師の転職面接において大切な面接対策

まとめ

今回は、薬剤師の残業の実情と、残業を減らすための工夫についてご紹介しました。

要点をまとめると、

・薬剤師の繁忙期は12~2月、3~5月

・勤務場所によって残業の原因はさまざま

・個人でも職場全体でも残業を減らす意識をもち取り組むことが大切

・転職も一つの選択肢

以上です。

ワークライフバランスをよい状態に保ち、元気に仕事をするためにも、残業が少なくなるように努力していきましょう。

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