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薬剤師が病院から薬局に転職する際のポイントを解説!

目次

薬剤師が病院から薬局に転職する際のポイント

薬剤師が病院から薬局に転職するには何らかの理由があると思います。

病院から薬局に転職する時、失敗しないために注意すべきポイントを挙げたいと思います。

体力面を考慮しておく

体力を理由に調剤薬局に転職するなら、転職先の日々の超過勤務の状況や開局時間・休日の確認、有休休暇の消化率、処方箋1枚の重さに対する薬剤師の配置人数、休日や夜間も対応しているのか、在宅業務は平日のみの対応かなどを確認しておきましょう。

特に超過勤務は自分で納得できる時間か、休日はしっかり休めるのかなど確認しておくことが重要だと思います。

子育てとの両立のことも考慮しておく

子育てとの両立を考えて転職する場合は、産休・育休などの福利厚生の有無と、実際に産休・育休の実績があるか踏み込んでチェックすることが重要です。

また、小児は急に体調を崩してしまうこともあるので、休まなければならなくなった場合、自分が休んでも人手は大丈夫なのかチェックしておくとよいでしょう。

人間関係

仕事をする限り職場内で人間関係は避けて通れません。

可能な限り職場見学などをして必ず自分の目で転職先の雰囲気を確認しておきましょう。

調剤薬局は病院の薬局と比べると大抵場所も狭く、限られた人と毎日顔を合わせる職場です。

社内での上司との関係性や会社の状況

薬局の規模で経営者との関わり方も異なります。

コロナ禍やハラスメントの問題で最近は少なくなっているようですが、個人薬局の社長と薬局前クリニック院長の趣味がゴルフだと休日に駆り出されたりする場合もあります。

また、小中規模薬局は大手薬局に買収されるケースも増えており、買収はされても大抵そのまま働けるようですが、買収後に収入などが変わる可能性があります。

年収アップ

一般的に病院と比べて、調剤薬局のほうが年収は高い傾向にあります。

特に20-30代の薬剤師であれば調剤薬局に転職すると年収自体が増える、もしくは年収は変わらなくても夜勤などがなくなり拘束時間が短くなった等の感想を抱く人もいます。

病院薬剤師と薬局薬剤師の違い

次に、病院薬剤師と薬局薬剤師の違いを大まかに比較してみます。

病院薬剤師

  • 外来患者、または入院患者に対して仕事をする
  • 院内処方箋で薬を調剤
  • 注射の調剤業務あり
  • 夜勤がある病院も
  • 患者に対して薬が正しく服用できるように服薬指導をする
  • 大規模な病院だと患者とのコミュニケーションがほとんどない

病院薬剤師は、外来患者または入院患者に対し、院内処方箋をもとに薬を調剤します。

外来患者には院外処方箋を発行する病院も増えており、その際は院外処方箋に間違いが無いか薬剤師がチェックし、患者に渡す場合もあります。

調剤後は調剤した薬やそもそも処方箋の内容に間違いがないか、別の薬剤師が再確認します。

病院では注射や点滴の調剤業務を行うことがあります。

入院患者への注射剤取り揃えやミキシング、化学療法外来で使う薬のミキシング、また緊急を要する患者用の救急カートの薬剤管理も行います。

すべての病院に当てはまるわけではないですが、重症者や救急受け入れのある病院では薬剤師が夜勤をすることが多いです。

また、患者が薬が正しく服用できるように説明したり、薬に関しての質問や相談にのって不安や疑問点を解消する病棟業務をする場合もあります。

さらに、薬剤師には医療チームの一員として医師や看護師とうまく連携をとって、それぞれの役割を果たし治療を行う病院ならでは役割もあります。

病院によっては調剤業務を行うだけの場合もあり、患者とのコミュニケーションが全くないということもあります。

一方で、薬剤師外来があり、患者とコミュニケーションを取り、事前に医師に伝えた方が良い情報を聞き取る、薬剤師がメインで業務する外来も増えてきています。

病院薬剤師と言っても、大学病院、総合基幹病院、複数科のある中規模病院、専門病院、クリニックなど働く場所は様々です。

薬局薬剤師

  • 院外処方箋をもらった患者に調剤業務をする
  • 患者に薬が正しく服用できるように服薬指導をする
  • 必ず患者とのコミュニケーションが発生する
  • 注射や点滴の調剤は(ほぼ)無い
  • 夜勤で仕事をするような勤務形態は(ほぼ)無い

薬局薬剤師は、病院から院外処方箋をもらった患者に、その処方箋を元に調剤し、服薬指導や薬の使用履歴の管理を行います。

患者の持参するお薬手帳で併用薬(市販薬や健康食品も含む)を確認して、相互作用のチェックを行い、副作用が出ていないか、しっかり薬が飲めているか、残薬が無いかなどの確認を行います。

薬局で薬剤師として働くときには、必ず患者とのコミュニケーションが発生します。

質問や疑問に対して丁寧な応対が求められます。

このコミュニケーションはお薬手帳に書かれていない情報や、医師に言い忘れていた重要な情報を聞き取ることがあり、副作用、アレルギー歴の発覚など治療に影響を及ぼす場合があります。

さらには普段薬局にかかっていない近所の方も健康相談に訪れたりしますので、その際も丁寧な対応が要求されます。 

一方で注射や点滴の調剤はめったにありません。

緩和ケアを実践している薬局などでは例外があります。

最近はかかりつけ薬剤師が24時間対応をしますが、病院経験だけの場合、要件不足で直ちにかかりつけ薬剤師になることは出来ず、転職直後にかかりつけ薬剤師として夜間対応の仕事をする場合はほとんどないと思われます。

病院近くの門前薬局、メディカルモールのような複合型医療施設、面分業薬局、調剤併設のドラッグストアなど薬局も様々です。

病院薬剤師が薬局への転職を考える理由

どのような時に病院薬剤師が薬局へ転職しようと考えるのでしょうか。

いくつか理由を見てみましょう。

激務から来る体力面や精神面の不安

病院薬剤師といえば当直を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

病院は常に患者が入院していますし、救急受け入れをする病院もあります。

病院薬剤師の通常業務は激務です。

当直は通常勤務が終わった後、朝まで薬局に泊まり込んで救急外来や病棟の臨時処方に対応します。

当直後は、朝そのまま午前の勤務をする場合、当直終了後すぐに帰宅できる場合など病院によって異なります。

当直薬剤師は大抵1-2人で、特に1人で当直をする場合は寝る時間がないくらい忙しい日もあるでしょう。

そのまま勤務を続ければ身体に負担がかかる人がいることも理解できます。

このような勤務体制で精神的不安を覚えたり、夜勤後の体調が整わなくなって体力的に無理があると判断し、薬局に転職する人もいます。

給与面

一般的に病院薬剤師の年収は薬局薬剤師の年収に比べて低いことが知られています。

薬剤師の平均年収が450-600万円なのに対して、病院薬剤師は300万円~600万円くらいだそうです。

若い病院薬剤師の年収はあまり高くありません。

そのため、薬学部の授業代を考えて、特に6年制に移行後、年収が上がらないと授業料を取り返せないとの声も出ているようです。

部長や主任クラス以外は若い薬剤師がほとんど

病院薬剤師は管理職以外、20代から30代の若い薬剤師が多い傾向にあるようです。

病院の就職は新卒薬剤師の方が有利で、新卒薬剤師が入職することによって薬局内の平均年齢が下がります。

そして昇進を気にする人もいます。

大抵は入職順に管理職のポストに就きますが、ポストの数は限られていますので、同期が沢山いる場合管理職になりたくてもなれない場合が出てきます。

調剤薬局は未経験でも管理薬剤師として募集しているところがあります。

どうしても管理職にこだわる人は薬局薬剤師に転職をおすすめします。

調剤薬局は選択肢が多く転職しやすい

病院の数に比べると調剤薬局の数はとても多いです。

また病院から病院に転職するのは非常に難しく、もちろん綿密な事前調査が必要ですが、うまく転職できたとしても転職後の新たな病院が自分に合う職場環境かもわかりません。

それに比べて調剤薬局は病院薬剤師からでも転職しやすく、調剤薬局から調剤薬局へ転職することも可能という利点があります。

調剤薬局未経験でも、通勤範囲内の地域で雇ってくれる薬局はまだまだあると思います。

今後のことを考えて、職場の選択肢を増やしたい。

そのために、今のうちに保険薬局に転職して業務に慣れておきたいと思う薬剤師も沢山いるようです。

薬剤師が病院から薬局に転職するメリット

  • 当直が無い
  • 年収が高い

この2点を病院から調剤薬局へ転職した薬剤師の多くが感じるようです。

まず、調剤薬局勤務で大きなメリットと言えるのが病院のような当直勤務が基本無いこと。

そして残業のない薬局であれば定時で帰宅できますし、残業があってもほとんどの場合は少ないです。

土日祝が休みの薬局もあります。

薬剤師は女性が多い職種であり産休・育休などの福利厚生の面でも充実した薬局が多く見られるのも利点と言えるでしょう。

時短勤務やパート勤務などの働き方も選べ、小さなお子さんがいる場合に時間の融通を利かせやすい点もあります。

また病院と比べて年収が高めに設定されている調剤薬局が多いです。

正社員管理者では年収500-600万円くらいが基準となることが多く、30代でも管理者を目指せます。

加えて大手チェーン薬局であれば福利厚生も充実しているところが多いです。

さらに、必ず患者さんとコミュニケーションをとるので、人によっては病院より患者さんとの距離が近く、直接感謝されることが嬉しいという人もいます。

確かに、病院によっては患者さんとコミュニケーション取る時間も人手もなく、調剤業務だけで手一杯の場合もあります。

病院から薬局に転職する際のデメリット

メリットがあればデメリットもあります。

  • 給料は上がりにくい
  • 病院に比べて狭い空間。特に1店舗しかない薬局では人間関係に逃げ場がない

先ほど調剤薬局の給料は高いと書きました。

しかし、年収は病院勤務に比べて高くなるけれども、転職後給料が上がらないことが多いです。
病院で長く勤務していると昇給によって薬局よりも年収が高くなる場合も十分あります。

この点はモチベーションにもつながるので注意が必要です。 

また、中小薬局で異動の出来ない薬局では、狭い空間で毎日同じメンバーと顔を合わせることになります。

人間関係は難しく、世の中にはどうしても合わない人が存在します。
そのような人がいると大変仕事がやりにくくなるのは想像に難くないと思います。
異動できる店舗で異動後に合わない人と仕事する場合もあります。

それと、調剤薬局では基本的にチーム医療の実践が病院より少ないです。
病院でチームの一員として働いていた薬剤師には物足りないかもしれません。

さらに保険調剤に関する点数の知識も薬局薬剤師は必要になります。
調剤事務が点数の確認をしてくれますが、保険薬剤師が最終責任者として確認します。

それにレジで会計をしなくてはならない場合もあり、ドラッグストアでは季節ごとの棚作りもあったりします。

よって、薬局は薬剤師資格だけの仕事をすれば良いだけではありません。

薬剤師が病院から薬局への転職を考え始めたら

転職活動はしなくてはならないことが多く、大変時間がかかります。

退職後の転職活動も大変ですが、働きながらの転職はとても大変で、効率よく行う必要があります。

薬剤師が薬局に転職したい場合、薬剤師特化型の転職サイトを利用するのがおすすめです。

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薬剤師が病院から薬局へ転職する際のポイントまとめ

  • 薬剤師が病院から薬局に転職する際のポイントは体力面を考慮する
  • 病院薬剤師が薬局への転職を考える理由は激務から来る心身への不安
  • 薬剤師が病院から薬局への転職を考え始めたら薬剤師特化型の転職エージェントに登録すべき
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この記事を書いた人

セルワーク薬剤師は90,000件以上の求人件数を誇る薬剤師のための転職・就職支援サービスです。
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