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薬剤師の仕事で大変なことは?やりがいも解説!

目次

薬剤師の仕事で大変な部分

薬剤師は資格を持っていれば、病院や薬局、企業など様々な職場で需要があるため、人気の職業の1つです。
特に最近は高齢化の影響で医療への需要が高まっていることもあり、今まで以上に社会から必要とされる、ニーズの高い職業になっています。

そんな魅力的な職業の薬剤師ですが、当然魅力的な部分だけではなく、大変な部分が多い職業でもあります。薬を扱うというその特殊な仕事内容から、他の仕事とは大きく異なる点が多々あるのです。

今回はそんな薬剤師について、大変な点や、反対にやりがいを感じることができる点を紹介していきます。

現在薬剤師として働いている方や将来は薬剤師を目指そうか悩んでいる学生の方など、この記事を参考にして、薬剤師という職業をより深く知っていきましょう。

ミスが許されない仕事

薬剤師の仕事の難しい点として、まず初めに「失敗が絶対に許されない」という点が挙げられます。

薬剤師の仕事は、人の体に直接入る薬品を調合、処方するという特性上、失敗に伴う責任が非常に大きいです。
薬の扱いに失敗し、誤った薬を調合、処方したり、薬の量を間違えたりするようなことがあれば、それは即座に患者の健康に影響を及ぼし、酷い場合は重症になったり、命に危険を及ぼす事すらあり得ます。
そのようなことが起きれば、担当した薬剤師本人だけでなく、その職場全体に重い責任が課せられ、莫大な賠償金や、営業停止などのペナルティが課せられることもあります。

自分一人の失敗で、患者の健康を害し、勤める職場にも多大な迷惑をかけてしまうかもしれないという緊張感が、薬剤師の仕事の1つ1つについて回ります。
このような精神的な緊張感が大きなストレスとなり、薬剤師の仕事を過酷なものにしているのです。

定期的に知識やスキルのアップデートが必要

最初に資格をとって「はい、終わり」というわけではなく、薬剤師として働くようになってからも勉強し続けなければいけない点も、薬剤師の仕事の大変な点の1つでしょう。
世界では日々新しい薬品が研究、開発されていますし、国の医療制度も時々刻々と変化しています。
そういった情報をきちんとチェックして自分の知識やスキルをアップデートしていかないと、時代遅れの薬剤師になってしまうのです。

そもそも薬剤師になる為に学生時代から非常に大変な量の勉強をこなさなければならず、その時点で大変な職業です。それに加えて薬剤師になってからも多くのことを学び続けなければならず、引退まで勉強を続ける必要がある職業なのです。

人の命や健康に関わるという責任

「ミスが許されない」という点にも重なりますが、薬剤師の仕事は人の命や健康に直接関わる仕事です。

自分が適切な薬を処方し、適切な飲み方を丁寧に指導することで、患者の健康に良い影響を与えることもできます。
しかし反対に、そういった丁寧さを欠いて適当に仕事をすれば、自分のせいで患者の健康を損なうこともあるのです。
自分のさじ加減1つで患者を健康にも不健康にもしてしまうのが、薬剤師という職業です。

クレーム処理などの仕事もしなければいけない

薬剤師の仕事の大変な点としてクレーム処理といった接客業務もしなければならない、という点も挙げることができるでしょう。

特に薬局やドラッグストアに勤務している薬剤師の方に顕著ですが、そういった職場で働いている薬剤師は患者と直接関わる機会が多くあります。
薬の効果や飲み方、頻度について説明したり、ドラッグストアだと医薬品ではないサプリや健康食品といった商品の説明を求められることもあるでしょう。

その中には、クレームをつけてくる患者もいます。そういった状況になった時に、薬剤師は薬品のプロとして、しっかりとお客さんに責任を持って対応しなければならないのです。
ただでさえ気を遣う繊細な仕事をしているのに、加えて人を相手にする接客業まで担当しなければならない点が、薬剤師の仕事を大変にしている大きな要素の1つです。

薬剤師の業種別に大変なことを解説

薬剤師と一括りに言っても、業種によって担当する業務は大きく変わります。
共通する大変さもあれば業種に特有の大変さもありますので、業種による薬剤師の大変さについてご紹介します。

調剤薬局

調剤薬局での仕事の場合は、薬を調合・処方する責任感に加えて、職場の人間関係にストレスを感じる方が多いです。

イメージできると思いますが、調剤薬局はドラッグストアのように大きいものではなく、処方箋の処方に特化した薬局です。建物自体広くありませんし、お客さんが頻繁に訪れるわけでもありません。
少数の職場の人と長時間狭い空間で一緒に働くことになるのです。
人間関係が密になりやすいので、職場の人と気が合う場合はいいですが、打ち解けるまでは狭い人間関係にストレスを感じやすいでしょう。

コミュニケーションが上手くとれないと業務にも支障が出るため、「気が合わないから必要最低限のコミュニケーションしかとらない」、という対応も難しいので、様々なタイプの人と柔軟に打ち解けるスキルが必要です。

病院薬剤師

病院に勤務する薬剤師は、その業務の多彩さに苦労する事が多いです。
一般的な調剤薬局勤務の薬剤師と同様に、薬剤の処方を担当することもあれば、より重度な病気に対する専門的な薬品を調合する場合もあります。

また病院には薬剤師以外にも医師や看護師、理学療法士、検査技師など様々な職種の人がいるので、そういった異なる領域の人とも円滑に連携するためのコミュニケーションも必要です。
病院全体の会議等に参加することもあるでしょう。

更に大学病院に勤務する薬剤師の場合、学会や研究会に参加したり、論文の作成が必要になることもあります。
そういった学術的な業務を通常業務に加えて行わなければならない為、業務の負担はより重くなります。

異なるバックボーンを持つ人とも円滑に連携できるコミュニケーション能力や、幅広く量が多い業務にも対応できる体力の両方が必要なハードな業種と言えるでしょう。

ドラッグストア

薬剤師がドラッグストアに勤める上で苦労するのは、取り扱う商品数の多さでしょう。

処方箋の取り扱いだけに専念させてくれる店舗もありますが、一般医薬品や、化粧品、日用品についても対応を求められる場合もあります。
医療用の薬品だけでも非常に多くの種類を扱わなければならない上に、一般薬や化粧品、日用品も加わったら、把握しておく必要がある商品の数は膨大なものになります。
また、客側からすると普通の店員か薬剤師かの区別はつかないため、声をかけられた際には他の店員さんと同じように対応する必要があります。スタッフとしての接客スキルも求められるのです。

店舗の人手状況によってはそれ以外にも雑務を任せられることもあります。
店舗によって大幅な違いはありますが、ドラッグストアで勤務するには薬剤師としてだけではなく、スタッフとしての業務も求められることが多い点は理解しておきましょう。

在宅薬剤師

新しい薬剤師の形として需要が拡大している在宅薬剤師は、在宅医療を受けている方の為に、調剤した薬を患者の自宅に運び、自宅内での服薬指導や薬の管理方法の指導、健康の為のアドバイス等を行う薬剤師です。

いつ誰の自宅に行くかが事前に決まっているため、スケジュールを立てやすいというメリットはありますが、一方で患者の予定に合わせなければいけない大変さもあります。
患者によっては夜中や早朝の対応を求められる場合もあります。

また、病院ではなく在宅で医療を進める分、患者の情報管理が複雑になってしまうため、書類の作成や管理が必要な点も、薬剤師にとって負担となる点の1つです。

良くも悪くも新しい薬剤師の形なので、従来の薬剤師の働き方とは大きく違った働き方をすることになるでしょう。

薬剤師をやめてしまう理由として多いもの

では、薬剤師の方は、どのような理由で辞めてしまうことが多いのでしょうか?

人間関係

薬剤師は、仕事そのものの大変さよりも、職場の人間関係にストレスを感じて辞める方が多くいます。

業種別の大変さの項目でも紹介しましたが、規模が小さい調剤薬局などは建物も狭く、客も多くなく、スタッフの入れ替わりも少ないので、どうしても人間関係が密になりやすいです。
特にその職場に入ったばかりの頃は、完成された狭く親密な人間関係に上手く混ざれずに、なんとなく居心地が悪く感じてしまうことも多いです。
慣れてしまえば居心地良く、長期間働くことができますが、そうなるまでには時間が掛かるため、途中で耐えられずに退職、転職する方が多くいます。

また規模が大きい職場だったとしても、患者の健康・命に関わる薬を扱っているという緊張感から、いつもピリピリとした空気が流れている職場もあります
適度な緊張感はもちろん大切ですが、そういう空気にストレスを感じて辞める方もいます。

ルーティンワーク

薬剤師の仕事のルーティンワークに刺激を感じなくなり辞めていく方も多くいます。

職場にもよりますが、調剤薬局やドラッグストアの場合、慣れてしまえば毎日似たような仕事の繰り返しとなる事も多いです。
人間関係が固定されやすい職場だと、この単純な繰り返しから来るストレスに拍車をかけることになり、他の仕事をしてみたいと考えて辞めていくのです。
ルーティンワークに耐えられそうにないと思う方は、調剤薬局やドラッグストアではなく、病院や製薬会社のような業種を目指してみると良いかもしれません。

まとめ

ここまで薬剤師の大変な所ばかり紹介してきましたが、薬剤師の方々はどのような点にやりがいを感じているのでしょうか?

業種によっても異なりますが、例えば調剤薬局だと、患者と近い距離で接することができる点にやりがいを感じることができるでしょう。
患者から頼りにされていると感じたときや、医者の処方箋のミスに気付いたときに、患者の役に立てたと感じ、自分の仕事に意味を感じることができます。

病院の場合だと、より重症な患者の治療に向けて、治療の計画の初期段階から関わることができます。薬剤師として勉強して積み上げてきた事の全てを活用して医者と話し合いながら治療を進めていくことで、自分の今までの努力が実ったと感じることができます。

ドラッグストアの場合は、一般役や健康食品も含めた幅広い情報を提供し、健康相談役として地域の人の役に立つことで、身近な頼れる存在となることにやりがいを感じることができるでしょう。
最も多くの人と関わるチャンスがある業種なので、自分が誰かの助けになっていることを実感しやすい業種です。

在宅薬剤師の場合、患者の家まで訪問できるので、最も身近な医療提供者になることができます。
長期的に関わることになる為、患者の生活の一部として患者を支えることができます。

どの業種においても、薬を扱う唯一の職業である薬剤師は、その立場の特異性から多くの大変さを抱える存在でもありますが、唯一無二の価値を提供できる存在でもあります。
自分だけが持つ薬の知識、スキルを活用して誰かの役に立つことは、他の誰にもできない仕事として、大きなやりがいを感じることができる仕事になるでしょう。

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この記事を書いた人

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