都道府県によってお給料の違いってどのくらいあるのかな?
それぞれの平均年収・月収・時給について求人情報を元に解説していくね
都道府県別にみる薬剤師のお給料事情
セルワーク 薬剤師求人に掲載されている求人を元に都道府県別にみる薬剤師のお給料事情について記事を作成しております。
セルワーク薬剤師求人;「年収・月収・時給の価格帯別の求人数」
平均年収
現在の平均年収はどのくらいで、全国平均よりも高い都道府県、低い都道府県は。果たしてどこなのでしょうか?
セルワークでは、求人掲載情報より都道府県別の薬剤師の平均年収を調査しております。
【平均年収トップ5(都道府県別)】
1位 青森県(545万円)
2位 高知県(534万円)
3位 山口県(524万円)
4位 三重・秋田県(522万円)
5位 山形県(514万円)
トップの3県は薬剤師全体の平均年収492万円よりも32~53万円高い水準になっています。
【平均年収ワースト3(都道府県別)】
1位 徳島県(449万円)
2位 愛媛県(455万円),
3位 栃木県(465万円)
ワーストの3県は薬剤師全体の平均年収492万円よりも27~43万円低い水準になっています。
トップ1位 青森県とワースト1位 徳島県とでは平均年収の差が96万円もの開きがありました。
月収
現在の平均月収はどのくらいで、全国平均よりも高い都道府県、低い都道府県は。果たしてどこなのでしょうか?
【平均月収トップ5(都道府県別)】
1位 青森県(34.8万円)
2位 長野県(34.4万円)
3位 島根県(34.2万円)
4位 福島県(31.7万円)
5位 秋田県(31.5万円)
ここでも青森が1位となりました。
平均年収では2位との差が11万円とダントツだった事も影響し、年収・月収共に1位を獲得!
トップの3県は薬剤師全体の平均月収28万円よりも6.2~6.8万円高い水準になっています。
【平均月収ワースト3(都道府県別)】
1位 長崎県(17.3万円)
2位 福岡県(19万円)
3位 徳島県(19.3万円)
ワーストの3県は薬剤師全体の平均月収28万円よりも8.7~10.7万円低い水準になっています。
トップ1位 青森県とワースト1位 長崎県とでは平均年収の差が17.5万円もの開きがありました。
時給
現在の平均時給はどのくらいで、全国平均よりも高い都道府県、低い都道府県は。果たしてどこなのでしょうか?
【平均時給トップ5(都道府県別)】
1位 佐賀県(3730円)
2位 秋田県(2477円)
3位 島根県(2460円)
4位 山形県(2442円)
5位 鹿児島県(2406円)
トップの3県は薬剤師全体の平均時給2278円よりも128~1452円高い水準になっています。
【平均時給ワースト3(都道府県別)】
1位 徳島県(1825円)
2位 三重県(2061円)
3位 福岡県(2091円)
ワーストの3県は薬剤師全体の平均時給2278円よりも187~453円低い水準になっています。
トップ1位 佐賀県とワースト1位 徳島県とでは平均時給の差が1905円もの開きがありました。
平均年収が高い地域と低い地域の違いとは?
薬剤師の平均年収トップ3の都道府県とワースト1の都道府県の求人内容を比較すると、ある違いがあることに気がつきました。
その理由をセルワークなりに解説いたします。
決定的に違う点は「OTC販売」があるかないかの業務面での違いでした。
平均年収トップ3(青森・高知・山口)の県は大手薬局グループや給料の条件が良い個人店薬局が多く、OTC販売業務がある調剤薬局がほとんどでした。
ワースト1の徳島県では、OTC販売を行っている店舗が少なく院外処方を主に行う店舗が多い印象です。
余談にはなりますが、平均年収トップ3(青森・高知・山口)の県は”全国からの転居者の方も歓迎”といった記載が沢山みられ、求人数に対して明らかに人手が足りていないとわかります。高収入を目指す方にはおすすめだと思います。
まとめ
今回、”セルワーク 薬剤師求人”に掲載されている求人を元に都道府県別に平均年収・月収・時給について調べてきました。
正社員・アルバイトどちらの形態で働くかによってお給料事情は変わりますが、まだまだドラックストアの店舗が少ない秋田県や青森県で働くと他都道府県より、高収入が見込めるという結果が見えた気がします。
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